HubSpot(ハブスポット)とは、世界約120ヵ国以上の顧客に導入されている「統合型CRMツール」です。
「でも、会社にそんな導入予算ないよ……」と思われた方も、ご安心ください。無料または安価でできることも多数ありますし、日本政府がDX推進に積極的で、補助金や助成金が充実しています。簡単に言えば、HubSpotは、コスパ最強クラスのマーケティングツールと言えるのです。
今回は、HubSpotの認定パートナーであるツギノテが、HubSpotの特徴・機能・料金などを、わかりやすくご紹介していきます。
HubSpot(ハブスポット)とは、統合型CRMツール
HubSpot(ハブスポット)とは、世界約120ヵ国以上、184,000社以上の顧客に導入されている「統合型CRMツール」です。詳細は後述しますが、インバウンドマーケティングを行うためのツールでもあります。
米国マサチューセッツ州にあるHubSpot社が提供しており、日本での運営会社はHubSpot Japan株式会社です。
HubSpotの特徴は主に3つ
- 特徴1:核となるメイン機能はCRM – 顧客情報の収集・蓄積・分析・共有・活用を行う顧客関係管理システム。
- 特徴2:追加統合できるオプション機能は5つ – MarketingHub、SalesHub、ServiceHub、CMSHub、OperationsHub。
- 特徴3:使う手法はインバウンドマーケティング – Attract(惹きつける)・Engage(信頼関係を築く)・Delight(満足させる)を実現。
HubSpot(ハブスポット)のオプション機能と料金
1.MarketingHub(マーケティングの機能)
MarketingHubは、CRMを活用したマーケティングオートメーション(MA)ツールです。集客やリードナーチャリングを自動化・効率化できます。
- ブログ管理
- SNS投稿管理
- 広告トラッキングと管理
- ランディングページ作成
- メール配信
- フォーム作成
- Webチャット
料金(年次一括・概算):無料/2,160円/96,000円/432,000円
2.SalesHub(営業の機能)
SalesHubは、営業活動を効率化するソフトウェアです。顧客対応やアポイント取得を支援します。
- メールトラッキング
- コールトラッキング
- セールスアナリティクス
- ABM(アカウントベースドマーケティング)
- Webチャット
料金(年次一括・概算):無料/2,160円/54,000円/144,000円
3.ServiceHub(カスタマーサービスの機能)
ServiceHubは、顧客との関係づくりや顧客満足度向上に役立つCSソフトウェアです。
- 問い合わせトラッキング
- 受信トレイの一元管理
- 顧客満足度アンケート
- ナレッジベース作成
- チャットボット
- Webチャット
料金(年次一括・概算):無料/2,160円/54,000円/144,000円
4.CMSHub(コンテンツ管理システムの機能)
CMSHubは、CRMとWebサイトを統合するCMSソフトウェアです。Web構築・運用を支援します。
- SEO対策
- ドラッグ&ドロップエディター
- Webサイトテーマ
- A/B テスト
- コンタクトアトリビューションレポート
- SSLセキュリティ
- コードアラート
料金(年次一括・概算):無料/2,160円/43,200円/144,000円
5.OperationsHub(オペレーションの機能)
OperationsHubは、HubSpot上で業務プロセスを自動化するためのツールです。
- データ同期(ノーコード)
- データ品質管理オートメーション
- データ品質コマンドセンター
料金(年次一括・概算):無料/2,160円/86,400円/240,000円
HubSpot(ハブスポット)のまとめ
統合型CRMツール「HubSpot(ハブスポット)」は、CRMを核に、MarketingHub・SalesHub・ServiceHub・CMSHub・OperationsHubの5つのオプションを追加統合できる仕組みになっています。
CRMは無料でも基本機能を利用可能で、必要に応じて有料プランやオプションを追加する柔軟性があります。