ノベルティは、BtoCプロモーションだけのものではなく、実はBtoBでも“効く”んです。「ノベルティ」と聞くと、一般消費者向けの販促グッズというイメージがあるかもしれません。しかし近年は、BtoB領域でもノベルティの活用が注目を集めています。商談・展示会・資料送付など、企業間取引の中で“印象を残す工夫”が求められる今、ノベルティは単なる「おまけ」ではなく、営業・マーケティングのツールとして使われ始めているのです。
BtoBノベルティのプロモーション効果
では、BtoBのビジネスシーンにおいて、ノベルティにはどのような効果があるのでしょうか?代表的なものを4つ紹介します。
記憶に残る名刺代わり
担当者の机の上に“置かれる”ことで、何度も思い出してもらえる仕掛けになります。
商談時の話題づくり・印象付け
単なる名刺交換で終わらせず、会話のきっかけや好印象につながります。
展示会・セミナーでの認知向上
競合他社がひしめく会場で、自社ブースを記憶に残す“仕掛け”になります。
社内外ブランディングの強化
ロゴ入りステーショナリーや実用アイテムで、企業イメージを自然に浸透させることが可能です。
BtoBノベルティの成功事例
実際に、BtoB企業でノベルティを活用して成果を上げた事例をご紹介します。
IT企業A社の事例
商談時に「USB付きオリジナルノート」を配布。実用性とデザイン性の高さから喜ばれ、商談化率が従来の2倍に向上。
製造業B社の事例
展示会で「限定グッズ(多機能ボールペン)」を配布。「話題になっていたので来ました」と来場者が急増し、後日の問合せ件数も前年比150%を記録。
人材サービスC社の事例
営業資料に「オリジナルふせんセット」を同封。担当者が日常的に使うことで印象が継続し、競合との比較時に選ばれる決め手に。
BtoBノベルティ選びのポイント
成果を出すBtoBノベルティには、共通する「工夫」があります。
相手目線の実用性
もらって“使いたくなる”アイテムかどうかが重要です。
ブランドの世界観やメッセージを込める
ロゴを入れるだけでなく、「企業らしさ」を表現できるとベストです。
配る“タイミング”も戦略的に
商談直前、展示会の導線上、資料送付に同封など、タイミングで効果が変わります。
数量より“質”と“限定感”
あえて数量を絞ったり、顧客ごとにパーソナライズすることで特別感が増します。
もらって嬉しい!今、注目のBtoBノベルティ
最近のトレンドを踏まえたノベルティアイデアも紹介しておきます。
- エコ素材グッズ:環境意識の高い企業への訴求にぴったり
- デジタル連動アイテム:QRコード付きノートや、アプリと連動するUSBなど
- 季節商品:夏にはうちわや扇子、冬にはブランケットなど
- オリジナル文房具:ふせんやクリアファイルはコスパがよく人気も高い
BtoBノベルティは「戦略」であり「体験」
BtoBにおけるノベルティは、“モノを配る”ことが目的ではありません。大切なのは、それを通じて相手の心に残る体験を届けること。今後の営業・マーケティング戦略において、ノベルティは確実に効果を発揮する一手になります。貴社のブランド力を高め、商談や問い合わせの数を増やすきっかけとして、ぜひ活用を検討してみてはいかがでしょうか?