ECサイトの「ささげ」とは?外注のメリットとデメリットを紹介

この記事はこんな方におすすめ!
・ECサイト運営で商品掲載作業に追われている方
・「ささげ(撮影・採寸・原稿)」の重要性を知りたい方
・ささげ業務を外注するメリット・デメリットを理解したい方

毎月100点以上の新商品をECサイトに掲載するのは大変……。作業負担が大きすぎて手が回らないという運営者も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが、「ささげ(撮影・採寸・原稿)」を外注する方法です。

EC運営における「ささげ」とは?

ささげとは、ECサイトに商品情報を掲載するために必要な3要素「撮影」「採寸」「原稿」の頭文字をとった造語です。

  • 撮影:商品写真を撮る
  • 採寸:サイズ情報を計測して記載する
  • 原稿:商品説明文を作成する

特にアパレルでは、色味やサイズ、素材感などを正確に伝えることが購買の意思決定に直結します。ささげ業務はECサイトの売上を左右する重要な作業なのです。

ささげ業務の重要性

ネット販売では実物を手に取れないため、画像・サイズ情報・説明文が購入判断の大きな要素になります。質の高い「ささげ」によって以下が可能になります。

  • 購買意欲を高める
  • 返品・クレームを減らす
  • 広告集客やSEOの効果を高める

原稿の質は広告やSEOにも影響

商品説明文はただ書くだけでなく、検索エンジンや広告に対応したキーワード設計が重要です。 例:「青 ハンカチ メンズ 冠婚葬祭」というキーワードで広告を出したい場合、商品ページにその語句を含めなければ配信されません。SEOでも同様で、タイトル・見出し・本文に適切にキーワードを盛り込む必要があります。

ささげを外注するメリット

  • プロの撮影・ライティングで高品質な商品ページに仕上がる
  • 採寸の精度が高く、誤差が少ない
  • 人手・時間の削減につながる
  • カメラ機材や編集ソフトを用意する必要がない
  • 本来注力すべき業務に集中できる

ささげを外注するデメリット

  • 外注コストがかかる(目安:1商品あたり2,000円~3,000円)
  • 自社の製品ジャンルに強い業者を探すのが大変
  • ノウハウが自社に蓄積されにくい
  • 商品販売開始までのリードタイムが内製より長くなる可能性

まとめ

「ささげ」を外注することでコストは発生しますが、高品質な商品ページを効率的に量産でき、売上アップや返品率低下に直結します。
掲載点数や工数を考慮し、内製と外注のコストを比較して採算が合うようであれば、外注の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の著者

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