TXP Medical株式会社、各地中核病院の医療データを診療科横断的に統合、国内初のデータベースサービスとして提供開始

TXP Medical株式会社は12月7日、救急・集中治療領域の医療データを蓄積してきた実績を背景に、全国の中核病院における全診療科・全患者の時系列医療データを構造化したデータベースサービスの提供を開始したと発表。

概要

急性期医療プラットフォーム「NEXT Stage ER」を全国各地の中核病院をターゲットに提供している。

本サービスは急性期をはじめ、がんや指定難病・希少疾患など、幅広い領域を対象にした臨床研究や、製薬企業における新薬上市後の評価・フォローアップなど、データを基盤とした医療の質向上へ貢献。

<当社提供医療データの特徴>


臨床研究や新薬上市後のフォローアップ等に貢献できるよう、下記の特徴を有している。

・検査値データの標準化:従来は病院ごとに異なるデータレイアウトのDWHを配備していることが多く、病院を横断したデータ解析が困難でしたが、その標準化により臨床研究に活用・応用しやすくなった。

・検査値項目数が250以上と充実:標準化された検査値データであっても項目数が臨床研究に十分ではないケースを改善するため、項目数を充実させた。

・中核病院にフォーカスしてデータ整備:重症疾患、ICU疾患、がん、指定難病・希少疾患などのデータを多く持つ各地の中核病院のデータを構造化。

・データ解析のサポート体制を提供:当社は臨床経験の豊富な医師メンバーをはじめとしたエキスパートによる良質なResearch Questionの設定と迅速なプロジェクト推進支援を行うことが可能。プロジェクト実施のための医療機関の巻き込みなどもご支援可能。

<リンク>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000031630.html