KNOW HOW WEBマーケティング
2020.05.25 WEBマーケティング

【2023年最新版】Google広告(GDN)の全ターゲティング一覧

「GDNで自社の広告を想定した、ユーザー層に向けた配信がしたい」
「GDNでどのような設定ができるのか知りたい」
この記事は、上記のような方に向けて執筆しております。

GDNのターゲティングとは

GDNのターゲティング設定は大きく2種類に分類されます。

・人にフォーカスしたターゲティング
「どのような人に広告を表示したいか」を設定できる

・面にフォーカスしたターゲティング
「どこに広告を表示したいか」を設定できる

それぞれどのようなターゲットへのアプローチが行えるのかを見ていきましょう。

人にフォーカスしたターゲティング

ユーザー属性

ユーザー自身が持つ特定の属性を設定できます。

年齢: 「18~24 歳」、「25~34 歳」、「35~44 歳」、「45~54 歳」、「55~64 歳」、「65 歳以上」、「不明」
性別: 「女性」、「男性」、「不明」
世帯収入: 「上位 10%」、「11~20%」、「21~30%」、「31~40%」、「41~50%」、「下位 50%」、「不明」(現在、オーストラリア、ブラジル、香港、インド、インドネシア、日本、メキシコ、ニュージーランド、韓国、シンガポール、タイ、アメリカでのみ利用可能)
子供の有無: 「子供あり」、「子供なし」、「不明」


例:フィットネスジムを女性に訴求したい場合は、「性別:女性」をターゲットにする。

アフィニティカテゴリ

特定の分野に興味・関心を持っている可能性が高いユーザーに広告を配信できます。

グルメ / ゲーマー / エコライフ派 / カメラ愛好家 / テレビ好き / ニュース、読書好き / ファミリー重視 / ペット好き / モバイルマニア / 健康、フィットネス志向 / 冒険好き / 出張旅行者 / 投資家 / 政治マニア / 料理好き / 旅行好き / 映画好き / 美容のプロ / 音楽好き / 等々

例:新製品のカメラをカメラ好きユーザーに訴求したい場合は、[カメラ愛好家]をターゲットにする。

カスタムアフィニティ

リスト化された特定のカテゴリを選択し、訴求したいユーザーを設定するのがアフィニティカテゴリですが、自分で特定のカテゴリを作成できるのがカスタムアフィニティです。

ターゲットが…
訪問しそうなサイト / 検索しそうなキーワード / 関連する地域 / 使用しそうなアプリを設定できます。
購入意欲の高いカスタムインテントと比べてリーチ数が多く、サービスや商品の認知に役立ちます。

例:自社製品の認知向上を目指す場合は、競合となるサービス名をターゲットにする。

カスタムインテント

ターゲットとなるユーザーが積極的に探している商品やサービスの内容に基づいて、自分で特定のカテゴリを作成できます。

ターゲットが…
訪問しそうなサイト / ユーザーが検索しそうなキーワード
を設定できます。
カスタムアフィニティと比べてリーチ数は少なくなりますが、より購入意欲の高いユーザーへ広告を配信できます。

例:テレビの購入を検討しているユーザーに新製品のテレビを訴求したい場合は、競合となるサイトURLをターゲットにする。

購買意向の強いオーディエンス

商品やサービスに類似したものを検索し、購入を検討しているユーザーのことです。
設定すると、特定された種類の商品購入に関心を示したユーザーに対して広告を配信できます。

アパレル・アクセサリ / 自動車・車両(部品・修理) / ベビー・子供用品 / 美容グッズ・サービス / ビジネス サービス / パソコン・周辺機器 / 家電 / 不動産 / スポーツ・フィットネス / 通信 / 旅行 / 等々
※更に詳細なサブカテゴリがあり、サブカテゴリをターゲットに設定も可能です。

例:ベビー用品の購入を検討しているユーザーに新製品のベビー用品を訴求したい場合は、[ベビー、子供用品]をターゲットにする。

ライフイベント

特定のライフイベントに属するユーザーを狙って広告を配信できます。

マイホームの購入 / 大学卒 / 引っ越し / 新しいペット / 結婚 / 自宅のリフォーム / 転職 / 等々
※更に細かく、事後なのか予定なのかを設定できます。

例:結婚を予定しているユーザーに結構式場を訴求したい場合は、[結婚予定]をターゲットにする。

リマーケティング

自社のウェブサイトを訪問したことがあるユーザーに対して広告を配信できます。
すでに自社の商品やサービスを認知しており、興味を持っている可能性が高いと言えます。

例:過去に自社のウェブサイトを訪れたユーザーに再度訴求したい場合は、リマーケティングを配信設定する。

類似ユーザー

既に作成したリマーケティングリストと類似した特性を持つ新規ユーザーに対して広告を配信できます。

例:自社製品に興味を持つ可能性が高いユーザーに訴求したい場合は、類似ユーザー機能を利用する

カスタムオーディエンス

ユーザーが夢中になっている習慣・興味・関心・最近の購入意向に基づいてリーチします。

例:ランニング ウェアを販売している企業が「スポーツファン」ではなく、「熱心なマラソン愛好家」に広告を表示

カスタマー マッチ

オンラインやオフラインのデータを使用して、広告を利用しているユーザーにリーチしたり、再アプローチできます。

例:ブランド認知度やコンバージョンの促進など、さまざまな用途で活用できます。

面にフォーカスしたターゲティング

トピック

広告を表示するページのトピック(コンテンツの内容)を既存のカテゴリの中から選択して配信できます。

アート・エンターテインメント / インターネット・通信 / オンライン コミュニティ / ゲーム / ショッピング / スポーツ / ニュース / フード・ドリンク / ペット・動物 / 健康 / 旅行・交通 / 美容・フィットネス / 自動車 / 趣味・レジャー / 金融 / 等々

例:自動車に関連したウェブサイトを閲覧するユーザーに新製品の自動車を訴求したい場合は、[自動車]をターゲットにする。

プレースメント

ウェブサイトやアプリから、広告を掲載したい場所を指定して配信できます。
トピックがコンテンツカテゴリを選択するのに対し、プレースメントではサイトURLやアプリを指定します。

例:パソコンの購入を検討しているユーザーに新製品のパソコンを訴求したい場合は、パソコンの比較サイトURLをターゲットにする。

キーワード

設定したキーワードと関連する内容を含むウェブサイトやアプリ、動画に広告を配信できます。

例:趣味を探しているユーザーに新製品のピアノを訴求したい場合は、[趣味 楽器]をターゲットにする。

Googleディスプレイ広告のおすすめターゲティング設計

たくさんのターゲティング方法がありますが、以下のような設計がおすすめです。

  • 1キャンペーン×1グループ(リマーケティング)
  • 1キャンペーン×1グループ(類似ユーザー)
  • 1キャンペーン×1グループ(カスタムオーディエンス)

上記のように1キャンペーンにつき1広告グループで目的ごとに作成すると、コンバージョンにつながる可能性があるユーザーにアプローチできるため、コンバージョン率が上がる可能性が高まります。

「ターゲティング」と「モニタリング」の違い

ターゲティング設定する際に、「ターゲティング」と「モニタリング」という選択枠があります。「ターゲティング」は指定したユーザーのみに配信され、「モニタリング」は、ユーザーだけでなく、幅広く配信されるため、選択したプレースメント・トピック・オーディエンスでキャンペーン実施中の広告の掲載結果を見ることができます。

「モニタリング」の用途としては、キャンペーンや広告グループのターゲットを絞り込まず、特定の条件で広告がどのように機能しているかを確認したい場合に使用されます。

最後に

Google広告(GDN)には非常に細かなターゲティング設定が可能です。
適切なターゲットへアプローチをし、効果的に広告を配信しましょう。

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