KNOW HOW ノウハウ
2020.04.02 ノウハウ

【2020年最新版】リスティング広告(Google広告)を設定してみよう-前編-

2019年、日本のインターネット広告費はTV広告費を超え、インターネット広告が日本で最もポピュラーな広告になりました。

とりわけ、 運用型広告と呼ばれるインターネット広告が市場を牽引しています。

今回は、運用型広告が誕生して20年以上効果を出し続けるリスティング広告(Google広告)の始め方から運用方法を紹介します。

リスティング広告のおさらい

リスティング広告はGoogleやYahooなどの検索エンジンで、検索結果の上部に掲載されるテキスト広告です。昨今ではバナー画像が掲載できたり、Youtubeに動画広告が配信できます。

課金形式

代表的な課金形式は次の3つで、基本的に成果に応じて課金されるため、無駄が少ない広告手法です。

クリック課金(CPC)広告がクリックされた場合に課金されます。
表示課金(CPM)広告が1,000回表示されるごとに課金されます。
視聴課金(CPV)動画を30秒以上視聴、動画の操作で課金されます。

掲載面

様々なウェブサイトでテキスト、バナー、動画が掲載可能。

検索連動型広告Google、Yahoo、Livedoor、BIGLOBE等
ディスプレイ広告Yahoo!JAPAN、食べログなどほぼ全てのウェブメディア
アプリ
動画広告Youtubeなど

ターゲティング

インターネット広告の特徴でもあるターゲティングは細かく指定できるから、
自社のペルソナにあったターゲットへ絞って配信できます。

デモグラフィック年齢、性別、世帯年収、子どもの有無、エリア、デバイス
コンテンツキーワードに関連するコンテンツへ配信
プレースメント大手ニュースサイトのみ等を指定して配信
リマーケティング自社サイトに訪れた人に配信できます
類似ユーザー自社サイトに訪れた人と近しい行動をする人に配信
興味関心特定の趣味や興味がる人に配信

リスティング広告だけで出来る配信手法

リスティング広告は様々なターゲティングと機能を組み合わせて、最もターゲットに近しいユーザーにベストなタイミングで広告を掲出することができます。ここで紹介する配信手法は特別なシステムは使わず広告管理画面だけで簡単にできます。

  1. 営業時間内だけ、検索連動型広告を表示する。
  2. 自社がTVで紹介される日だけ、広告コストを3倍に増やしてLPに誘導する。
  3. 競合他社名で検索しているユーザーに自社の広告を表示する。
  4. 自分のお店の周囲5km圏内にいる人にだけ広告を表示する。
  5. ウェブサイトに訪れて、コンバージョンしていない人にだけバナー広告を再表示する。
  6. 自社のメルマガ会員にだけ、バナー広告を表示する。
  7. 特定のYoutube動画にだけ、動画広告を配信する。
  8. BMW320iを探している都内に住む30代男性に検索広告を表示する。
  9. Googleマップで広告を表示する。
  10. 無料で電話コンバージョンを計測する。

リスティング広告のターゲティングは成熟しており、現時点のターゲティングだけで大体のカスタマージャーニーにはフィットするでしょう。

配信までの流れ

リスティング広告がこれほど普及したのは、広告代理店に任せず素人でも配信できる優れた操作性も寄与していると思います。
細かな設定はさておき配信までの流れを順を追って説明します。

シチュエーション

コピー機販売のOAカンパニー社は、新たにクラウド勤怠管理システム”楽勝勤怠”の販売を開始した。他社製品は人事・労務・給与計算といったオールインワンソリューションが主流だが、楽勝勤怠は勤怠管理機能にだけ特化、且つ他クラウドサービスとのAPI連携を強化することによる低コストと汎用性がセールスポイントだ。クラウドツールは主にインターネットで探しテスト運用をした上で導入に至るケースが多いため、無料トライアル登録をゴールにインターネット広告で集客することになった。広告費は100万円で50件(CPA2万円)のトライアル登録を目標とした。なお、配信時間帯は購買担当が在席している平日9:00~20:00とする。

次の通り配信を検討している。

検索連動型広告で実現したいこと

ブランド名(楽勝販売/OAカンパニー)、勤怠管理のクラウドツール系キーワードに配信。
広告予算80万円で40件の獲得を見込む。
CVRは1%と想定し4,000クリック(クリック単価200円)を確保する。

ディスプレイ広告で実現したいこと

ランディングページに訪れた人、コーポレートサイトに訪れた人、フォーム入力ページまで到達した人へリマーケティング広告を配信。
広告予算20万円で10件の獲得を見込む。
CVRは0.75%と想定し1,300クリック(クリック単価153円)を確保する。

まずはじめにGmailアカウントを取得しましょう。

社内でデジタルマーケティングを始めるにあたって、誰のものでもない共用Gmailアカウントは取得必須です。
共用Gmailアカウントで各ツールに登録し、必要なツールを必要な社員に”権限付与”していく形を取るのが一般的です。

コチラからアカウントの作成ができます。

Googleアカウントの登録画面

性・名・ユーザー名は用途が分かるようにすると良いでしょう。また、ユーザー名には01等の番号を付けておくと、今後アカウントを追加するときに命名ルールが分かりやすくなります。

年齢・性別入力画面

続いて、電話番号・生年月日・性別を入力します。 未成年で生年月日の場合は、保護者の同意が必要になってしまうので、作成した人の誕生日にしておくと良いでしょう。電話番号は二段階認証等で利用するので携帯電話番号を設定しておきます。

しかし、異なるデバイスでこのアカウントでログインする度に2段階認証が求められ、携帯電話番号を持っているスタッフに一々認証コードを確認しなければならなくなります。※超面倒です。

前述したマスターアカウントからメンバーそれぞれに権限付与する形を取れば、この問題は回避できます。

Googletタグマネージャに登録・設置しましょう。

「タグ」「タグマネジメントツール」とは

「タグ」は効果測定の根幹の要素です。「タグ」と呼ばれるjavascriptをウェブサイトに設置すると、解析用サーバーが情報を収集・分析し私たちが普段見ているアクセス解析ツールに結果が表示されます。

ウェブサイトにタグを設置する場合は、元となるHTMLファイルの</head>等に挿入することになり、専門知識があるクリエイターしか作業できません。また、計測用タグ、リマーケティングタグ、コンバージョンタグなどいくつかの種類があり、且つウェブツール毎にタグは異なります。

タグを設置する度に専門のクリエイターに依頼すると時間とコストが掛かり、もしかすると誤って大事なタグを削除してしまうかもしれません。

このリスクを回避するツールがタグマネジメントツールです。

Googleアカウントを取得していれば、Googleが提供する無料のタグマネジメントツール”Googleタグマネージャ”が利用できます。

Googleタグマネージャに登録・タグを設置しましょう。

先程取得したGoogleアカウントで コチラから 無料で登録できます。

Googleタグマネージャ初期画面
アカウント名自社サイトなど分かりやすい名称にしましょう。
Google や他の人と匿名でデータを共有  参考情報ベンチマーク見れるのでチェックを入れましょう。
コンテナ名ウェブサイトのURLを入力しましょう。
プラットフォームウェブを選択しましょう。

全て入力が終わったら次を選択すると、以下の画面が表示されます。

<head>内のなるべく上部に挿入するタグと、<Body>直後に挿入するタグが表示されます。それぞれ、メモ帳等にコピーして、制作会社にウェブサイトの全ページに設置するよう指示してください。

Googleタグマネージャタグの設置が終わったら、後はGoogleタグマネージャー管理画面から自由自在に様々なタグを挿入できます。
広告アカウントを作成したら、コンバージョンタグとリマーケティングタグを設置します。

Google広告に登録し検索連動型広告を設定する

Google広告は、検索連動型広告・ディスプレイ広告・動画広告が配信できる世界最大の広告プラットフォームです。

まず、コチラからGoogle広告に登録します。

検索連動型広告キャンペーンを設定する。

キャンペーンの作成画面に移動します。このままナビゲーション通りに進むとスマートアシストキャンペーンが作られ企画通りの配信ができなくなる為、分かりにくいですが下部のリンク「エキスパートモードに切り替える」をクリックします。

ここでは、選択した目標にあわせてオススメのキャンペーンタイプを教えてくれます。目標を指定せずキャンペーンを作成するをクリックして全てのキャンペーンタイプを表示します。

キャンペーンタイプ検索を選択し、ウェブサイトへのアクセスにチェックを入れます。

キャンペーン名は何でもよいですが、キーワード等、分かりやすい名称にしましょう。ネットワークはこのキャンペーンは検索連動型広告しか配信しないため、ディスプレイネットワークのチェックが付いていますので外します。

ターゲット地域を設定します。OAカンパニーの商圏は東京都なので、東京都全域を設定します。目標はターゲット地域にいるユーザーと、ターゲット地域に関心を示しているユーザー(推奨)にします。

企画にあわせて、1日の予算、上限クリック単価、広告のスケジュールを設定します。1日の予算は最大2倍まで消化される可能性があるので、自動入札戦略でも上限クリック単価は設定しておくと良いでしょう。

続いて掲載するキーワードを設定します。企画通りブランド名と勤怠管理ツール系KWのみに配信するように設定しました。

続いてクレジットカードを登録します。

セールスポイントにあわせた広告テキストを作成します。目立ちやすくなりクリック率向上に寄与するため文字数は なるべく上限ぎりぎりまで使い切りましょう。

これで検索連動型広告の設定は終わりです。


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