KNOW HOW WEBマーケティング
2023.03.15 WEBマーケティング

飲食店の集客に使えるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは?

飲食店の集客方法として、クチコミサイト・SNS・ブログだけでなく、Googleマップもあることを忘れていませんか?

Googleマップを使った集客を行うには、Googleビジネスプロフィールの登録が必要になります。近年は飲食店探しに、Googleマップを利用する人が増えているので、できるだけ手を打っておきたいもの。

今回は、ビジネスプロフィールを活用した飲食店の集客術を、無料・有料の両アプローチから徹底解説します。ビジネスプロフィールの登録方法も記載していますので、まだご活用されていない店舗オーナーさん、店長さんは、ぜひ参考にしてくださいね。

Googleビジネスプロフィールとは、無料で使える店舗PRサービス

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、GoogleマップやGoogleの検索結果に店舗情報を表示できるサービスです。

▼Googleマップ

▼Googleの検索結果

※「さらに表示」のボタンに隠れてしまうこともあります。

Googleビジネスプロフィールには、位置情報・営業時間・電話番号・店舗の説明・店舗の写真などが登録できます。これらの店舗情報がGoogleマップやGoogle検索結果に、表示されるのです。要するに、無料でお店の魅力をPRできるということ。

Googleビジネスプロフィールは、広告・宣伝費を使うことなく、店舗集客を行う手法として、さまざま業界の会社に利用されています。とりわけ飲食店の集客効果はてきめんです。

というのも、Googleマップで飲食店を探す人がたくさんいるからです。
株式会社フルスピードの「Google マップ利用者へのアンケート調査結果(2020年)」をご覧ください。

(画像引用元:Google マップ利用者へのアンケート調査結果〈2020年〉)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000018628.html

このデータからも、飲食店のオーナーさんや店長さんにとって、Googleビジネスプロフィールの活用は、もはや必須と言えるかもしれませんね。

それでは、Googleビジネスプロフィールが、いかに強力な集客ツールになるのかを見ていきましょう。

Googleビジネスプロフィールが飲食の集客対策になる理由

Googleビジネスプロフィールが飲食店集客に使える理由は、お客さんが自社店舗を見つけやすくなり、自動的に集客する仕組みが出来上がるからです。具体的には、次の3つが挙げられます。

理由1.クチコミ増加対策になる

たくさんのクチコミ・高評価を集めることは、来客数増加のかなめと言っても、過言ではありません。その根拠としては、株式会社movの「口コミサイト・地図アプリ利用動向意識調査(2022年)」をご覧ください。

(画像引用元:口コミサイト・地図アプリ利用動向意識調査〈2022年〉)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000024246.html

Googleビジネスプロフィールに登録すると、お客さんがGoogleマップなどにクチコミを書き込んだり、星の数で5段階評価したりすることが可能です。登録しないと、クチコミ・評価を得るチャンスをみすみす逃すことになってしまいます。

理由2.ゼロクリックリサーチ対策になる

ゼロクリックリサーチとは、ユーザーが検索をした際、検索結果のページに表示されたWebサイトにアクセスすることなく、検索行動を終えてしまうことです。以下の「銀座 寿司」でGoogle検索をした結果をご覧ください。

(画像引用元:Google)

このように個々のWebサイトを閲覧しなくても、Googleビジネスプロフィールの情報の一部を取得できるようになっているのです。なかにはWebサイトをクリックすることなく、上記のような店舗情報を閲覧し、検索行動をやめてしまうユーザーも。

ちなみにアメリカでは、ゼロクリックリサーチが50%以上という調査結果も出ているそうですよ。

理由3.ローカルSEO対策になる

先の「銀座 寿司」の検索結果のように、「地域名+○○」または「○○+地域名」と検索すると、Googleビジネスプロフィールの情報が一番上に出てきます。またローカライズ検索機能により、位置情報の設定がオンになっていたら、「地域名」を入れなくても、自動で「地域名」を加味した検索結果になります。たとえば新宿付近にいるときに「焼肉」と検索したら、新宿付近の焼肉屋が表示されやすくなるということです。

これらを考慮した施策が、ローカルSEOと呼ばれるもの。ローカルSEOとは、地域の影響を受けやすいキーワードで検索される場合の検索エンジン最適化になります。

有料PRサービス「ローカル検索広告」も利用できる

先ほどローカルSEOの話をしましたが、お金を出せばローカル検索広告を出すことも可能です。ローカル検索広告は、ユーザーがクリックすると広告料金が発生するクリック課金型広告(PPC広告)のこと。広告の料金相場は、1ヶ月あたり2〜3万円ほどになります。

(画像引用元:Google)

Googleマップで「名古屋 うなぎ」で検索した結果、“広告”と書かれている店舗が一番上に表示されていますよね。この赤線で囲んである部分が、ローカル検索広告です。

参考までに、ローカルSEOとローカル検索広告の違いも簡単に整理しておきましょう。

ローカルSEO無料。SEOの対策を施して、検索結果の上位表示を狙う。
ローカル検索広告有料。Googleにお金を払って、検索結果の上位表示をとる。

このようにGoogleビジネスプロフィールを登録すれば、無料・有料両方の集客方法がとれます。

Googleビジネスプロフィールの登録方法

Googleビジネスプロフィールの登録は、公式サイト(https://www.google.com/intl/ja_jp/business/)から行います。この公式サイトの「今すぐ管理」ボタン、もしくは「管理を開始」ボタンを押すと登録が始まります。操作手順は、大きく次の6つです。

  1. ビジネスの名前を入力する 
  2. ビジネス カテゴリを検索して選択する
  3. 接客対応する実店舗や拠点を構えているかを選択する
  4. ビジネスのサービス提供地域を入力する
  5. 電話番号とウェブサイトの URL を入力する
  6. オーナー確認のオプションを選択する

たったこれだけで、Googleビジネスプロフィールの登録はできてしまうため、時間があるときにやっておくことをおすすめします。もちろん登録料は無料です。

Googleビジネスプロフィールの詳しい登録手順は、公式サイト(https://support.google.com/business/answer/10514137?hl=ja#zippy=,google-ビジネス-プロフィールを作成する)をご参照ください。

まとめ:Googleビジネスプロフィールを飲食店の集客につなげよう

Googleビジネスプロフィールは、無料で使える店舗PRサービスで、飲食店集客との相性が抜群。

その背景には、Googleマップを使って飲食店を調べる人が増えていることがあります。

Googleビジネスプロフィールを登録すると、無料で「クチコミ増加対策」「ゼロクリックリサーチ対策」「ローカルSEO対策」が可能です。

また有料のPRサービスもあり、「ローカル検索広告」という“クリック課金型広告”を打つこともできます。

以上の理由から、飲食店の集客アップを図りたいなら、Googleビジネスプロフィールを登録するのがおすすめです。

Googleビジネスプロフィール(旧googleマイビジネス)の登録ページは、こちら。(https://www.google.com/intl/ja_jp/business/)。

DXニュースについてABOUT DX NEWS

デジタルトランスフォーメーションを推進するにあたって参考となる国内外の事例、
デジタルマーケティングを自社内で行うインハウス化に関するお役立ち情報を提供しています。

CONTACT お問い合わせ

03-6263-9628

営業時間:平日9:00~18:00

メールでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ

営業時間:平日9:00~18:00