株式会社グラファー、生成AI活用のための企業向けプラットフォーム「Graffer AI Studio」を提供開始

株式会社グラファー（本社：東京都渋谷区　代表取締役：石井大地）は3月24日、大規模言語モデル（LLM）をはじめとする生成AI活用を企業内でセキュアに活用するための統合サービスプラットフォーム「Graffer AI Studio」のクローズドβ版の提供を開始したと発表した。

「Graffer AI Studio」の概要

「Graffer AI Studio」は、セキュリティ、コンプライアンス、およびデータガバナンスが担保された、生成AIの企業内ユーザー向け利用環境と、各種システム統合のためのツールキットを提供する。

さらに、生成AIを多種多様な業務に適用するために必要なプロンプトエンジアリングのノウハウ、プロンプトのテンプレート、各種業務機能を継続的に拡充し、業務のAI変革を促進するための、現場から経営上の意思決定に至るまでのさまざまなレベルでの取り組みを支援する。

現時点における「Graffer AI Studio」の機能は、主に以下のとおり。

大規模言語モデル（LLM）の企業内利用
GPTなどのLLMを活用したチャットを企業内のユーザが利用できる。
なお利用時のデータが、LLMプロバイダーのモデル学習に使われることはない。

シングルサインオン
社員1名ごとにアカウントを発行し、SSOによる認証が可能。
認証方式はSAML、Google、Azure Active Directoryに対応している。

権限管理
ユーザーごとに利用権限・利用量の設定が可能。

利用状況のモニタリング
ユーザーが利用したプロンプトを含む利用ログを取得・保持・モニタリングできる。

プロンプトテンプレート
さまざまな業務に応用できるプロンプトのテンプレートを提供する。

プロンプト共有機能
使われたプロンプトなどのナレッジをメンバー間で共有できる。

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