REPORT レポート
2022.08.26 レポート

2022年上期のインターネット広告費、減少傾向へ

株式会社CARTA COMMUNICATIONS(本社:東京都中央区 代表取締役社長:目黒 拓 以下CCI)は2022年7月、国内のデジタルマーケティング業界の関係者を対象に、2022年上期インターネット広告動向および、これからの広告指標についての調査を実施した。

2022年上期インターネット広告市場動向

次の3つの観点で、CCIは2022年上期インターネット広告市場動向を調査した。

  1. インターネット広告費の増減
  2. インターネット広告景況感の実績
  3. 2022年下期の業種別出稿動向予測

1.インターネット広告費の増減

2022年上期のインターネット広告費は、「横ばい」「やや減少」「大きく減少」という回答が半数を超え52.2%となった。

2.インターネット広告景況感の実績

2020年下期~2021年下期までインターネット広告費の市況感は、上昇傾向であった。それが、2022年上期になりはじめて減少に転じた。

その背景としては、不透明な社会環境やインフレなどの影響もあると推測される。

3.2022年下期の業種別出稿動向予測

2022年下期の一部業種の予測は、下記のとおり。

  • 「ファッション・アクセサリー」「家庭用品」は、好調
  • 「エネルギー・素材・機械」は、やや好調
  • 「飲料・嗜好品」「化粧品・トイレタリー」は、停滞気味

これからの広告指標についての主なポイント

今後提供したい/求められている指標としてはブランドリフト、購買リフト、ユーザー属性がランキング上位にきている。

ランキング上昇率では購買リフト(※1)、LTV(※2)、オンターゲット率(※3)が上位となり、広告効果の可視化と適切なターゲットへのアプローチ結果が求められている。

(※1)購買リフトとは、実購買数の向上。リフト値は、ある商品をを購買した際、別の商品も一緒に購買する確率のこと。
(※2)LTVとは、Life Time Value(ライフタイムバリュー)の略で、顧客生涯価値のこと。
(※3)オンターゲット率とは、デジタル広告において、設定したターゲットに、どのくらいリーチできたかを表す指標のこと。

<リンク>

2022年上期インターネット広告市場動向および、これからの広告指標についての調査レポートを発表~2022年上期のインターネット広告費はやや停滞~

DXニュースについてABOUT DX NEWS

デジタルトランスフォーメーションを推進するにあたって参考となる国内外の事例、
デジタルマーケティングを自社内で行うインハウス化に関するお役立ち情報を提供しています。

CONTACT お問い合わせ

03-6263-9628

営業時間:平日9:00~18:00

メールでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ

営業時間:平日9:00~18:00