HubSpotの無料フォームで今すぐWeb接客をはじめる方法

なにかと流行りのWeb接客。

今、最もツールベンダーが多くマーケターの関心事の1つでは無いでしょうか。
今回は、Web接客の概念とHubSpotの無料機能で今すぐできるWeb接客を紹介します。

Web接客とは

Web接客を一言でまとめると、

オンラインでリアルな接客を再現すると

と言えます。

いつもトップページだけ見て離脱する人や ショッピングカートに商品を追加したまま離脱する人に50％OFFクーポンを渡したり、何度もウェブサイトに訪れて商品をじっくり見ている人にチャットを促すバナーを表示するなど、一人一人購入しない理由を潰し背中を押すのがWeb接客です。

Web接客ツールの2つのタイプ

Web接客ツールにはポップアップ型とチャットタイプがあります。
それぞれ簡単に紹介していきます。

ポップアップ型

離脱・直帰を防止するために、閲覧者のデモグラフィック情報や購買状況などをリアルタイムで分析し、最適なポップアップバナーを表示するツールです。

チャット型

ウェブサイトの右下に閲覧者とチャット形式で対話できるチャットボックスを実装できるツールです。
人間がコミュニケーションするリアルチャットとAIがコミュニケーションするチャットボットがあります。

HubSpotのWeb接客機能

Hubspotは、インバウンドマーケティングに必要なCRM・MA・SFA・CMSをセットにした包括的なプラットフォーム。 2005年にアメリカで開発され、現在では世界120か国以上で73,400社に導入されています。

Web接客は、ポップアップ型とチャット型の両方とも実装されています。

それでは、HubspotのWeb接客機能を見ていきましょう。

フォーム ・ポップアップバナー機能

HubSpotではポップアップフォームやポップアップバナーを無料で無制限に作成できます。それぞれ見て行きましょう。

埋め込みフォーム

ウェブサイトの一部として埋め込むことができるフォームです。
フォームに移動せず入力できるので利便性が高く入力率が上がる可能性があります。

ポップアップフォーム／ポップアップバナー

ポップアップフォームでは、通常のフォームステップに加えて特定のページへのリンク、ファイルダウンロード、ミーティングリンク、イベントも設定できます。よく見かける所謂「バナー画像」の表示はできませんが、「お問い合わせフォームへの誘導や特設ページへ誘導する導線を設置する」という意味では十分活用できます。

当社では、主力商品であるリスティング広告のインハウス支援サービスや、リスティング広告の運用代行サービスのページで資料ダウンロードフォームへ誘導するポップアップバナーを使用しています。

ターゲティング

どのようなユーザーにポップアップバナーを表示するかはMAの重要な機能です。HubSpotの無料版では、訪問者がコンタクトになっているか否かでターゲティングできます。

デバイス別や特定のページを経由しているユーザーといった詳細ターゲティングは有料です。
無料版で試してみて、物足りない！となったら有料版にアップグレードしましょう。

チャット機能

HubSpotではウェブサイトに設置できるチャットを無料で作成できます。
Q&Aなどのナレッジページチャットは有料です。

ウェブチャット

上図のように、リアルタイムコミュニケーションができるチャットウィンドウが表示できます。ユーザーがチャットに質問を入力すると、HubSpotから指定したメンバーに通知が届きますので見逃しを防止できます。

Hubspot管理画面でフォームを表示する条件を設定できます。
例えば製品ページを見ている方は購買意欲が高いかもしれないので チャットで質問を促したり、 広告経由で訪問した方だけにチャットを表示すると言った設定が可能です。
当社の場合は、お問い合わせフォームへ営業とのMTG設定を行える自動チャットを設定しています。

無料とは思えないHubSpotの機能！
ホームページ制作の費用削減にも◎

HubSpotは驚くほどデジタルマーケティングが身近になるツールだと思います。そして、チャットとフォーム機能はホームページ制作時の費用削減にも有用です。（フォーム一つ使ったら10万円位しちゃう）

HubSpotフォームから収集したコンタクト情報はHubSpotCRMへ格納・管理できることから、作って終わりのホームページからも脱却できるでしょう。

Withコロナ時代のマーケティングは非対面営業が基本です。

HubSpotなどのテクノロジーを用いて強いホームページへ変革しましょう。

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