TECHNOLOGY DXツール
2022.07.11 DXツール

凸版印刷株式会社、農産物需給情報のマッチングプラットフォーム「ジモノミッケ!™」を開発

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役社長:麿 秀晴)は7月11日、農産物の生産者と、宿泊施設や介護施設、飲食店など地域の顧客(以下、実需者)を専用のアプリ上でつなぎ、生産情報と需要情報をマッチングするプラットフォーム「ジモノミッケ!™」を開発したと発表。

「ジモノミッケ!™」とは

「ジモノミッケ!™」とは、農産物の地産地消を支援する需給マッチングプラットフォーム。サービス概要を図で表すと、下記ようになる。

「ジモノミッケ!™」の特長

特長1.直感的に操作できるインターフェース
生産者は「供給(サプライ)情報」、実需者は「需要(デマンド)情報」をPCやスマートフォンから少ないアクションで登録ができる。また、「入札」(デマンド情報への生産者からのリアクション)や「落札」(サプライ情報への実需者からのリアクション)などマッチングの状況はリアルタイムで確認可能。

▼「ジモノミッケ!™」実需者用画面例(デマンド情報に関するタイムライン表示)

▼「ジモノミッケ!™」実需者用画面例(登録したデマンド一覧)

特長2.トレーサビリティによる品質管理が可能な物流体制
マッチング後は、指定日時に専任の配達員が生産者の軒下で農産物を集荷し、AIルーティング機能により算出された最適なルートを通って実需者に納品する。無線通信タグを貼付したコンテナによるトレーサビリティ・温度管理ができる仕組みを導入し、安全な物流体制を構築する。

特長3.最適な取引相手を自動マッチング(開発中)
生産者と実需者がそれぞれ入力したデータをもとに、最適な取引相手を自動的にマッチングする。

特長4.都市OSとデジタル地域通貨との連携(開発中)
都市OS(※)を介したデジタル地域通貨との連携により、現金化までのタイムラグを解消し、決済の可視化、最適化を実現する。

(※)都市OSとは
その都市にあるエネルギーや交通機関をはじめ、医療、金融、通信、教育などの膨大なデータを集積・分析し、それらを活用するために自治体や企業、研究機関などが連携するためのプラットフォームのこと。

<リンク>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000977.000033034.html

DXニュースについてABOUT DX NEWS

デジタルトランスフォーメーションを推進するにあたって参考となる国内外の事例、
デジタルマーケティングを自社内で行うインハウス化に関するお役立ち情報を提供しています。

CONTACT お問い合わせ

03-6263-9628

営業時間:平日9:00~18:00

メールでのお問い合わせ
お電話でのお問い合わせ

営業時間:平日9:00~18:00