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2021.08.12 WEBマーケティング

ポートフォリオ入札戦略(自動入札)とは?

ポートフォリオ入札戦略とは

ポートフォリオ戦略は、簡単に言うと複数のキャンペーン・広告グループ・キーワードをまとめて運用できる自動入札のグループ化ルールです。自動入札は個々のキャンペーンに設定しますが、ポートフォリオ戦略では、複数のキャンペーンで全体の目標設定・運用ができます。

導入メリット

①キャンペーンごとの入札戦略の管理がしやすくなる

キャンペーンごとに入札戦略を設定をしていると、自動入札機能を使用しているにもかかわらず時間がかかってしまい本末転倒に。ポートフォリオ入札戦略でキャンペーンを一括管理しておけば、ポートフォリオを変更するだけで、適用範囲のキャンペーンすべてに変更が反映されます。そのため、工数を削減し、広告の運用・管理がしやすくなります。

またキャンペーン全体で目標を達成しようと自動で調整され、機械学習の最適化に必要なデータを素早く溜めるのにも役立ちます。

②入札戦略変更によるパフォーマンスへの影響を比較しやすい

設定金額や入札戦略の変更を変えた際に、数字の変化が比較しやすくなります。ポートフォリオ入札戦略なしだと、変更前後のデータをキャンペーンごとに取得・集計しなければならず工数がかかります。ポートフォリオ入札戦略を利用により複数のキャンペーンをまとめた統計データを効率的に確認できるため、パフォーマンスへの影響度をより理解できます。

③入札単価の上限、下限を設定できる

自動入札は入札を強化をするために、クリック単価が2,000円というような驚きの数字が出てくることがしばしばあります。その場合は、ポートフォリオ入札戦略を使用すると入札単価の上限と下限を設けられるため、クリック単価が予定よりも大幅に高騰するという問題をなくせます。

しかし、制限を設けるというのは自動入札の高度な機械学習の妨げとなるため、媒体からはあまり推奨されていません。

導入デメリット

①データの貯蔵が必須

Googleの学習機能は過去のデータを判断材料としているため、自動入札を効果的に用いるためにはデータの蓄積が不可欠です。判断材料がかけている場合は、十分な分析ができず、調整の精度が不安定になりやすいでしょう。

効果的な自動入札を行うために、初動後しばらくはデータ蓄積のために配信量を増加させる方法もありますが、一時的にCPAが悪化してしまうケースがあるため注意してください。

②季節性の調整が必要

セール等によりコンバージョンが変化した場合、通常に戻ったにもかかわらずセール時のコンバージョンを参考に入札単価を調整してしまうことがあります。そのため、セール時のコンバージョン率を手動で調整する、季節性の調整が必要となります。

設定可能な入札戦略

各入札戦略の特徴を紹介

クリック数の最大化

予算内でクリック数が最大化されるように自動入札されます。クリック数を増やせるため、「アクセス数を伸ばしたい」「認知度を高めたい」等にオススメです。

目標インプレッションシェア

Google 検索結果ページの最上部、上部、または任意の場所に広告が表示されるように、自動的に入札単価を調整してくれます。

リスティング広告では、様々なロジックにより掲載位置や掲載有無が決定されるため、手動入札では何回表示させたいかを設定するのは難しいでしょう。そのため、自動入札は指定したインプレッションシェア(広告表示率)を越えるよう入札調整を行ってくれます。

目標コンバージョン単価

特定のコンバージョン単価を目指しながら、コンバージョン数を最大化できるように自動入札されます。獲得単価を維持しながら、コンバージョンを増やしたい場合にオススメです。

目標広告費用対効果

目標とした広告費用対効果でコンバージョン数を最大化できるように自動入札されます。コンバージョンに売上数値を設定し、広告費用と売り上げのバランス目標を維持したい場合に行います。

コンバージョン数の最大化

「予算全体を使いながら」コンバージョン数(獲得数)を最大化できるように、オークションごとに自動的に入札単価が引き上げられます。

コンバージョン値の最大化

予算内でコンバージョン値(売上)が最大化できるように自動入札されます。商品ごとの価格や利益率を考慮する場合は、コンバージョン数の最大化ではなく、コンバージョン値の最大化を活用するといいでしょう。

設定方法

ポートフォリオ入札戦略は、「共有ライブラリ」から作成する方法と「キャンペーンの設定画面」から作成する方法の2種類あります。

共有ライブラリからポートフォリオ戦略を新規作成

①画面右上にある【ツールと設定】アイコンをクリック。

②「共有ライブラリ」から【ポートフォリオ入札戦略】を選択。

③【➕】ボタンをクリック。

④【目標コンバージョン単価】をクリック。

⑤ポートフォリオ入札戦略の「名前」を入力。

⑥設定するキャンペーンを選択。

⑦目標コンバージョン単価を入力。

⑧【保存】をクリックし、作成は完了です。

キャンペーン設定でポートフォリオ入札戦略を新規作成

①「編集するキャンペーン」をクリック。

②上画面の左にある「設定」を選択し、【単価設定】をクリックしてプルダウンを開く。

③青文字の【ポートフォリオ戦略を使用する】をクリック。

④【新しいポートフォリオ戦略を作成する】を選択し、「目標コンバージョン単価」と「名前」を設定。

⑤【保存】をクリック、設定完了です。

ポートフォリオ入札戦略を使った方が良い例

配信地域ごとにキャンペーンが分かれている場合や、会社全体での広告目標を掲げているが異なる部署で広告運用をしている場合等に活用できます。

検索広告では広告グループごとにエリア設定ができず、また、販売する価格が異なるものは分けて広告を出稿しなければなりません。しかし、キャンペーンごとに自動入札を設定すると、1つのキャンペーンで成果が悪化した場合に他のキャンペーンとの調整がしにくいというデメリットがあります。分析や目標設定しにくいのも広告運用者にとって煩わしい点です。

そこで、ポートフォリオ入札戦略を活用すると複数のキャンペーンを一元管理でき、キャンペーンをまたいだ入札調整が可能となります。他にも複数キキャンペーンの予算配分を行なってくれる「共有予算」機能を使うことで、工数削減と成果の向上につながります。

【2021年最新版】Google広告の入札戦略(自動入札)の解説と選び方

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