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2021.08.04 WEBマーケティング

リスティング広告のアクセス解析と改善方法

リスティング広告とは

リスティング広告とは、Google やYahoo!などの検索エンジンの検索結果に上位表示される広告です。たとえば、Googleで「リスティング広告」というキーワードで検索すると、検索結果の最初に「広告」が表示されますよね。これがリスティング広告であり、検索連動型広告とも呼ばれます。

リスティング広告を分析する際のポイント

①数値ベースで分析する

前提として、フィーリングではなく、数値をもとに意思決定するようにしましょう。フィーリングや直感といった曖昧な分析では、正確さに欠けますし、分析結果を次に活かすことも困難になります。そのため、数字で見るクセをつけてみてください。数値で分析すれば、PDCAサイクルを回し、着実に分析精度を向上させることができます。数値を見て、計画(Plan)を練り・実行(Do)に移し・効果(Check)を測定し、改善策を講じる(Action)ことがポイントです。

②数値で問題点を把握する

数値ベースで把握できるようになれば、正確に現状を把握し、問題点を抽出し、改善方法を探ることができます。数字を見ていけば、客観的に課題を把握することが可能です。たとえば、何が効果的で、何が効果的でないのかは、数値を見れば一目瞭然でしょう。問題点が正確に把握できれば、有効な打開策を考えるのは、難しいことでありません。

③数値分析を目的にしない

数字に着目することはとても大切ですが、数値分析が目的になってしまえば本末転倒です。たとえば、夢中になって数値データを集め、分析をしても、それを実際のビジネスで活かすことができなければ意味がありません。あくまでも、数値分析は手段であることを忘れないでください。

分析の心構え

①最終ゴールを決める

リスティング広告を打つことで、最終的にどうなりたいのか、明確にしておきましょう。最終ゴールが決まることで、そのための手段はいろいろ見えてきます。逆に、ゴールが定まらないと、到達手段は決めようがありません。方法から先に決めないでくださいね。

②何度も検証・改善を行う

リスティング広告は、出して終わりではありません。その結果どうなったのかを振り返ることが極めて重要なのです。何度も振り返り、微調整を重ねることで、より効果的な広告になっていきます。一発でうまくいくのは稀です。粘り強く、検証と改善を重ねていきましょう。

分析方法

キーワードツールを使う

効果的なリスティング広告を出すためにも、キーワードを分析する必要があります。分析ツールとしては、Googleのキーワードプランナーが有名です。このキーワードプランナーには、無料版と有料版がありますので、初心者は無料版から使ってみるのがいいでしょう。

インプレッションシェアを確認する

インプレッションシェアとは、広告が表示可能だった合計回数のうち、広告が実際に表示された回数が占める割合です。下記のような方程式になります。
「インプレッションシェア = 表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数」
インプレッションシェア率が低いと、機会損失していることになります。

各分析の改善方法

キーワードのマッチングを改善する

ターゲットとしているユーザーが検索していないキーワードは、除外していきましょう。検索クエリーレポートで、どのキーワードで広告が引き当てられたのかを確認することが可能です。これをもとに、余分なキーワードを削ぎ落していきます。また、キーワードのマッチタイプを変更することも効果的です。

インプレッションシェアを改善する

インプレッションシェアの割合が低く、機会損失しているときは、予算と広告ランクを見直してみましょう。大きな原因として、予算が上限に達してしまって、広告が配信できなくなっている可能性があります。この場合は、単純に予算を増やすことで解決するでしょう。とはいえ、予算を増やすのはなかなか難しいですよね。そんなときは、広告ランクを見直しましょう。

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