Yahoo!広告は2月28日に、ディスプレイ広告におけるビューアブルインプレッションおよび動画関連の指標の仕様変更について発表した。
2024年3月15日:実施完了
対象サービス
Yahoo!広告 ディスプレイ広告
実施日
2024年3月14日(木)
概要
ビューアブルインプレッションおよび動画に関する指標の計測について、クリックやインプレッションと仕様を統一するため以下の仕様変更を実施。
有効期間の変更
対象の指標を計測する際の有効期間を以下のとおり変更。
(変更前)広告配信から1時間
(変更後)広告配信から24時間
<対象の指標>
- ビューアブルインプレッション数
- 動画の再生開始数
- 動画の25%再生数
- 動画の50%再生数
- 動画の75%再生数
- 動画の95%再生数
- 動画の100%再生数
- 動画の3秒再生数
- 動画の10秒再生数
例えば、広告配信から3時間経過した後にインターネットユーザーの視認領域に広告が表示された場合、現在はビューアブルインプレッション数に計上されないが、実施日以降はビューアブルインプレッション数に計上される。
注意事項
実施日以降、パフォーマンスレポートやパフォーマンスデータにおいて、対象の指標の数値が増える可能性がある。広告の掲載期間終了後に対象の項目で実績が計上されても、掲載期間外にビューアブルインプレッションや動画再生などの課金アクションが発生した場合は請求対象外に。
実績が計上される日時の変更(動画関連の指標のみ)
対象の指標が発生した場合に実績が計上される日を以下のとおり変更。
(変更前)インプレッションが発生した日
(変更後)実績が発生した日
<対象の指標>
- 動画の再生開始数
- 動画の25%再生数
- 動画の50%再生数
- 動画の75%再生数
- 動画の95%再生数
- 動画の100%再生数
- 動画の3秒再生数
- 動画の10秒再生数
- 平均CPV
- 動画の平均再生率
- 動画の平均再生時間(秒)
- 動画の再生完了率
例えば、3月1日にインプレッションが発生してインターネットユーザーが広告の動画を100%再生したのが3月2日だった場合、現在は3月1日の「動画の100%再生数」に計上されるが、実施日以降は3月2日の「動画の100%再生数」に計上される。
注意事項
パフォーマンスレポートなどで選択する期間によっては「動画の100%再生数」が「動画の再生開始数」を上回るなど、不整合な数値に見える場合がある。これは動画の再生開始時点と動画の再生完了時点が日を跨いだ場合などに発生する事象。
パフォーマンスレポートなどの選択期間によっては以下の項目の計算が正しくできない場合がある。
- 平均CPV
- 動画の平均再生率
- 動画の平均再生時間(秒)
- 動画の再生完了率