Metaは7月13日、若手のクリエイターがプレゼンスを確立し、より早くコミュニティを構築しやすくするためのサブスクリプション「Meta認証」を、日本でも順次開始することを発表した。
Meta認証はInstagramとFacebookで利用でき、公的機関発行の本人確認書類を提出することでアカウントが本物であることを示す認証バッジがつくほか、積極的なアカウント保護、日本語を含むアカウントサポートへのアクセスが可能。
Meta認証サブスクリプションの特典は以下の通り。
- 認証バッジ:公的機関発行の本人確認書類を提出することで、登録者が実在の人物であり、アカウントが本物であることを示す
- なりすましに対するアカウント保護:オンライン上で注目を集めているアカウントを狙う可能性がある「なりすまし」対策として、アカウントの積極的なモニタリング
- アカウントサポート:一般的な問題について担当者によるサポート(日本語も対応)
- 登録者のみが利用できる限定機能:InstagramとFacebookのストーリーズやリールで利用できる特別なスタンプ
Meta認証のサブスクリプションは、InstagramもしくはFacebookから直接購入することが可能で、日本の場合、iOSとAndroidでは月額2,000円、ウェブ上では月額1,600円(ともに税込)。
公人、著名人、有名人、ブランドとして特定の要件を満たしており、すでに認証バッジを取得しているInstagramあるいはFacebookのアカウントについては、今後も無料で認証バッジが維持され、該当するアカウントとコミュニティの安全を守るためのモニタリングも継続して行われる。また、引き続き既存の方法で無料の認証バッジをリクエストすることも可能。
現時点でMeta認証を利用できるのは、利用資格を満たしている個人、もしくはプロフェッショナルプロフィールを利用しているクリエイターのみで、ビジネスプロフィールは申請の対象外。
安全な利用体験のために
利用者にとって、自分自身の身元とアカウントが安全であること、そして交流している他の人々が、彼らが名乗っている人物と一致していることは重要。そのため、誰かがMeta認証を申請する際は、申請前から申請後まで一連のチェックを組み込んでいる。
- まずMeta認証を利用するには、以前の投稿履歴など最低限のアクティビティ要件を満たしており、18歳以上である必要がある。
- 申請するInstagramあるいはFacebookのアカウントのプロフィール名、および写真と一致する公的機関発行の本人確認書類を提出する必要がある。
- サブスクリプションを登録しているアカウントには、なりすましに対して積極的なモニタリングを行い、報告された違反行為への対処に加えて、Metaのシステムを回避しようとする者に対しては迅速に処置を取る。
Meta認証は、7月13日から日本国内でも順次ロールアウトを開始し、今後数週間のうちに広く利用できるようになる予定。