【Google広告】P-MAX キャンペーンで店舗販売状況レポートと店舗販売重視入札の提供を開始

Googleは6月20日、店舗販売状況レポートと店舗販売重視の入札をP-MAXキャンペーンで利用できるようにした。これにより、ユーザーがどのチャネルで購入しても総売上を正確に測定し、店舗での収益を重視した入札が可能になった。

店舗での販売は、オンラインとオフラインのチャネルをまたいで広告効果を測定するソリューションだ。プライバシーに配慮した方法で販売データを活用し、店舗での購入を促進する広告の効果を正確に把握できる。ビジネスの取引データをアップロードして照合することで、オフラインでの購入に広告がどれだけ貢献しているかを判断できる。

このアップグレードにより、店舗目標やオムニチャネル入札目標重視のP-MAXキャンペーンを利用している広告主、およびオムニチャネル入札目標を設定し Google Merchant Center フィードをご利用の広告主でも、「店舗での販売」の機能を利用できる。

この機能を使用すると、P-MAX キャンペーンのレポートと最適化の機能が次のように強化される。

・スマート自動入札で、店舗販売コンバージョンを重視して Google 広告を最適化できる
・包括的な測定機能により、オンライン コンバージョンとオフライン コンバージョンの両方で広告費用対効果を算出できる
・来店と店舗販売のレポート方法を調整することで、実店舗への来店からの購入率をキャンペーンごとに分析できる

Google Ads UI showing store sales bidding in Performance Max for store goals
実店舗の目標に基づく P-MAX で、店舗販売重視の入札戦略を選択できる
Google Ads UI showing store sales bidding in Performance Max with omnichannel goals
オムニチャネル目標を使用する P-MAX で、店舗販売重視の入札戦略を選択できる

Googleによれば、「店舗での販売」をベータ版として利用している広告主は、オムニチャネルの販売数と広告費費用対効果が大幅に上昇しているという。

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