2024年3月末から、LINE公式アカウントで登録されている住所・地図情報の設定方法を変更。
変更内容の詳細やLINE公式アカウントをご利用いただいている皆さまにお願いしたい対応について案内。
※ この変更はすべての国が対象となる。
※ 内容や統合日時は変更になる可能性がある。
概要
今回のアップデートにより、上記、住所と地図情報が統合される。そのため、今後は管理画面の項目ごとに入力する必要がなくなり、情報の管理・編集がより行いやすくなる。
スケジュール
住所・地図情報の統合は、以下のスケジュールで進行予定です。統合期間前に特別な作業や対応を行う必要はない。
- 統合期間
2024年3月末 予定~2024年6月末 予定
変更内容
下記、住所や地図情報関連の設定項目3カ所が、今後は管理画面の「アカウント設定」で統合して管理できるようになる。統合に伴い、新たな入力フォーマットから住所・地図情報を登録する必要がある。
統合対象①:アカウント設定 > 情報公開 > 位置情報
統合対象②:プロフィール設定 > 基本情報パーツ > 住所
統合対象③:プロフィール設定 > 位置情報ボタン
統合の影響による各機能の変更点
統合の影響による、各機能の変更点は以下の通り。
アカウント設定
統合開始後、新しい入力フォーマットに住所と地図情報が登録できるようになる。
住所・地図情報で参照される国・地域の情報
今後、LINE公式アカウントの作成時に適用される「サービス対象国・地域」の情報が反映されるようになる。新しい入力フォーマットでは、このサービス対象国・地域を参照して都道府県あるいは州の情報が表示される。
アカウント設定から統合対応を行う場合
「住所と地図情報登録のご案内」に沿って対応するか、編集ボタンから住所と地図情報を登録。プロフィールに有効な住所情報(※)が登録されていた場合は、その住所が選択肢として提示される。新規で情報を登録することも可能。
プロフィール設定
「プロフィール」の住所・地図情報に関しては、「アカウント設定」から情報の連携を受けるようになる。統合開始前に設定していたプロフィールの住所と地図情報は、統合開始後に以下のように表示される。
- 統合開始前
プロフィールで有効な住所情報を保持していた場合、位置情報ボタンあるいは基本情報パーツの「住所」項目でその情報を表示。 - 統合開始後
統合作業が行われるまで、統合前に利用していた住所と地図情報が、友だちあるいはLINEユーザーに表示される。アカウント設定で住所と地図情報が設定・保存された後は、新しい情報が反映されて表示されるようになる。
基本情報パーツの住所項目を表示設定した場合は、同じくアカウント設定で登録された住所・地図情報が反映される。なお、基本情報パーツで設定する「住所」項目の表示・非表示は、従来どおりプロフィールで設定できる。
プロフィール設定から統合対応を行う場合
「住所と地図情報登録のご案内」に沿って対応いただくか、アカウント設定画面へ移動して住所・地図情報を登録。プロフィールに有効な住所情報(※)が登録されていた場合は、その住所が選択肢として提示される。新規で登録したい場合はアカウント設定画面で登録が必要。
※ 有効な住所情報とは
- 基本情報パーツの場合、必須項目がすべて入力された状態でプロフィールに表示している情報を指す。
- 位置情報ボタンの場合、プロフィールに位置情報ボタンとして設定している情報を指す。
グループ設定
これまで、プロフィール設定で住所の一括編集・登録が可能だったが、統合開始後は「住所項目の表示・非表示の一括編集」のみプロフィール設定で編集できる。そのため、アカウント設定で新たに住所の一括編集・登録を促す。移行期間中は、以下の方法で登録が可能。
- アカウント設定画面から、以前のプロフィール設定の基本情報 > 住所に入力していた住所情報を含んだ、新しい設定ファイル(エクセルファイル)をダウンロード。ファイルをアップロードすると、以前のプロフィール設定の基本情報 > 住所に入力していた住所を一括登録できる。
- もし、以前のプロフィール設定の基本情報 > 住所入力していた住所情報を引き継がない場合は、アカウント設定画面から新しい設定ファイル(エクセルファイル)をダウンロードしてください。新たな住所情報設定ファイルにを入力のうえ、アップロード。
これまで、各アカウントの管理画面上で「アカウント設定 > 情報の公開 > 位置情報」を入力していた場合、それらの情報を閲覧するためのエクセルファイルもアカウント設定画面からダウンロード可能。
ショップカードにおける制限機能
「ショップカード」のポイント付与QRコードにおける「位置情報による制限」にも、新たに登録した住所と地図情報が適用される。
ただし、統合作業の過程で地図情報(緯度・経度)を更新すると、ショップカードの上記機能で参照している位置情報も変更されている。そのため、ポイント付与を行う店舗・施設の位置と、登録する住所や地図情報が合致しているか、事前に確認する必要があるので注意が必要。
LINE VOOMタブ(LINEアプリ内)からの編集機能
LINEアプリ内のLINE VOOMタブでLINE公式アカウントを作成・連携していた場合、これまではLINEアプリ内でも保有しているLINE公式アカウントの住所・地図情報を編集することができる。
統合後はLINEアプリ内で住所・地図情報の編集ができなくなる。LINE VOOM Studioからはこれまで同様、編集が可能。
統合作業を行わなかった場合に生じる事象
統合開始後、住所・地図情報の登録を呼びかけている。もし、住所と地図情報の統合作業を行わなかった場合、以下のような事象が発生。
- 「プロフィール」の基本情報パーツあるいは位置情報ボタンに設定していた住所・地図情報が消失し、同時に表示設定も自動で解除
- 認証済アカウントの場合、LINE内の検索やクーポンで表示されていた住所・地図情報が消失する可能性がある
※ 統合作業を行わなかったLINE公式アカウントでショップカードの「位置情報による制限」が利用していた場合は、アカウント設定の緯度経度を一定期間保持し当該機能の維持。この処置は永続的な対応ではない。
情報の利用について
統合後、アカウント設定に登録された住所と地図情報は、LINEヤフー株式会社の関連サービスにも反映される。
※表示されるサービスはアカウントのステータスや国・地域によって異なる。
他サービスへの反映を希望されない場合は、住所と地図情報を削除することで、情報の利用は順次停止される。