株式会社ウィンスリー (本社:東京都港区 代表取締役:黒瀬 雄一郎 以下ウィンスリー)は1月14日、デジタル分野で就業する方へ向けた「キャリア意識調査」を実施致したと発表した。
コロナ禍がDX化を一層加速させる現在、キャリアに関する悩みや今後のキャリアにおける選択肢についてなど、幅広く回答している。
キャリア形成における悩みの解決策に49%が「転職」と回答
調査①「自社のDX化が進んでいるか」
「自社のDX化が進んでいるか」に対して、過半数が前向きに推進されている現状を認識している。しかし、44%程の回答者が自社DX推進に課題を感じているのが分かった。
調査②「DXを推進するうえで必要なものは何か?」
「DXを推進するうえで必要なものは何か?」に対しては37%が「DX推進人材の数と質」、35%が「トップや部門長の理解や覚悟」を挙げ、組織的に解決すべき課題が浮き彫りとなる結果となった。
調査③現在キャリアにおける課題や懸念について
現在キャリアにおける課題や懸念について尋ねると、最多回答率の33%が「特になし」とする一方で2位以下の回答は軽微な差となり、「旧型の組織・環境であるためキャリア形成におけるスピード感に懸念(19%)」・「仕事に関するモチベーションが低下(17%)」・「どのようなキャリアをつくっていけばよいのかわからない(14%)」といった具体的な悩みを持つ様子が垣間見える。
また、そうした課題を解決する方法については「転職・独立など今の職場環境を変える」と回答した人が49%ともっとも多く、個人の努力次第で解決できる問題ではないと認識している様子がわかる。しかしながら、44%は「今の会社で働きながら解決策を模索していく」と回答。
新たなキャリアの選択肢に「副業」と「個人事業主としての独立」が浮上
調査①年収に対する満足度について
「適正でない」と感じている人は54%、「適正」と答えた46%をわずかに上回った。また、「適性でない」と回答した人のうち76%が「今よりもプラス100~299万円」が適正ラインと感じ、14%が「プラス~99万円」と答えるなどという結果となった。
調査②現在「転職を検討している」かについて
実際に現在「転職を検討している」という人は全体の48%ほども存在しており、さらには副業や独立といった、過去にはさほど目立たなかった選択肢の浮上も2020年らしい状況となった。
調査③「会社を辞めて個人事業主へ興味はあるか?」について
「会社を辞めて個人事業主へ興味はあるか?」は、退職して個人事業主になる意向を35%が「良い案件があればやってみたい」と回答。さらに18%の人が「興味がある(すでにやっている、準備を進めている)」と回答している。
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