米Googleは11月17日、新型コロナウイルス感染予測サービス「COVID-19感染予測(日本版)」を公開した。医療機関や公的機関をはじめとする COVID-19 の影響を受ける組織が、より適切な対処を検討・準備する上で参考情報の一つとして利用されることが目的だという。
「COVID-19感染予測(日本版)」は、都道府県別に、対象期間である将来 28 日間のあいだに予測される死亡者数、陽性者数、入院・療養等患者数などを示している。全国の予測値は都道府県の予測値を足し合わせている。
2020年11月16日~2020年12月12日までに予測される陽性者数は53,321人、予測される死亡者数は512人。
8月から米国で提供している COVID-19 Public Forecasts は AI と膨大な疫学的データを組み合わせ、さらに、時系列の予測を扱う斬新な機械学習のアプローチを採用することで実現。
この情報はジョンズ ホプキンス大学、Descartes Lab、米国国勢調査局などの一般公開データを基にしており、Harvard Global Health Institute の監修のもとで更新を続けてる。
今回、日本に拡大するにあたり、新たに 95 %予測区間やデータセットの追加に加え、予測対象期間を拡張した他、モデルの強化による予測精度の改善を行ったという。
Googleの予測が外れることを願って、陽性者数の予測と厚生労働省発表の実績を追っていこうと思う。
COVID-19感染予測(日本版)と実績
※12/15更新
期間 :2020年11月16日~2020年12月13日
陽性者予測:50,368
陽性者数 :61,517
<リンク>
COVID-19感染予測(日本版)