ARAV、建設現場の自動化に貢献、油圧ショベルの積み込みタスク自動化の開発に成功

ARAV株式会社(東京都文京区)は2月26日、合同会社ビスペル(静岡県富士市)と共同で油圧ショベルによる掘削からダンプトラックへの積み込み動作までを自律的に行う実証実験に成功し、本システム事業化を開始したと発表した。

本実証事業は内閣府及び準天頂衛星システムサービス株式会社の「2020年度みちびきを利用した実証事業」に採択され、準天頂衛星みちびきのセンチメータ級測位補強サービスを活用し評価試験を実施。

【システム特徴】

特徴①

「建機・周辺環境の状態認識」と「掘削・積み込み動作の生成と実行」を繰り返し、自律的な掘削・積み込みが可能なシステムを構築しています。

特徴②

建機・周辺環境の状態認識については、姿勢センサやGNSS, 3D LiDAR等の複数センサにより状態観測を行いARAVの技術により統合成功。リアルタイム観測データの可視化も実現。

特徴③

掘削・積み込み動作の生成と実行についてはARAVのモーションプランニング技術により、掘削すべきポイントや積み込みポイントへの動きは自律的に計算され、動作が生成・実行される。

〈リンク〉

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000058931.html