株式会社イクシスは12月20日、現場での車両入退場管理に活用できるサービス「GENBA-Tracer」(以下、「本サービス」という)のベータ版をリリースしたと発表。
概要
現場に専用のカメラ端末を設置することで、入場車両のナンバーを自動で認識し、カメラ端末から携帯回線を使用してWebクラウド上のデータベースに情報送信することで機能する。入場車両がカメラの手前で停車するとAIが車番を認識。特別な工事・配線は不要で、車両へのセンサー搭載も必要もない。
Webクラウドシステム上ではリアルタイム閲覧もでき、遠隔の事務所にいながら車両入退場の状況把握が可能。また、日次・月次といった単位で帳票を出力し、業務に活用することもできる。
特徴
- 車両入退場管理の省力化・ペーパーレス化
これまで伝票など紙媒体を介して実施していた車両入退場管理を、現場に設置したカメラ端末とWebクラウドシステムで行う。現場や事務所での紙の記録が不要となり、管理の省力化、ペーパーレス化が実現し、トータルコストを削減できます。「ICT活用による生産性向上に資する技術提案」としても有効。
- 透明性の担保
本サービスでは、事前の車両登録が可能となっている。残土搬出入などの、特に輸送時の透明性が特に求められる工事では、事前登録の無い車両をゲートで排除することもできる。搬出入に関わる業務の信頼性や、現場の安全管理に役立つ。
- リモートで管理
履歴はWebクラウドシステムで閲覧できるため、現場に行かなくてもWebにアクセスすることでいつでも運搬の進捗状況を把握することができる。閲覧ユーザーの管理もシステム上ででき、会社を超えて履歴を共有、進捗を可視化できるというのも大きな特徴。
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