堺市役所は7月26日、市内の事業者が自社のデジタル化の現状を把握することで、さらなるデジタル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)へ取り組むきっかけとするため、オンラインによるデジタル経営診断ツール「堺DX診断」を開始すると発表。
「堺DX診断」では、「経営戦略」や「組織体制」など、デジタル化に関する6つのカテゴリ各5問の設問に回答することで手軽に自社のデジタル化の現状を自己診断できる。診断結果を同業他社の平均値と比較できるので、自社の強みや弱み、着手すべき課題を客観的に把握し、デジタル化を進めることができる。
概要
実施期間 | 令和5年7月26日~令和6年3月31日 |
対象事業者 | 堺市内に本社または主たる事業所等を有する法人・個人事業主 |
対象業種 | 全業種 |
診断方法 | 30問の設問により6分野(※)におけるデジタル化の現状をオンラインで 自己評価により診断(※)①経営戦略 ②組織体制と仕組み ③デジタル人材育成 ④新規事業創発 ⑤デジタルツール ⑥業務改革 |
費 用 | 無料 |
URL | https://sakaidxshindan.com/ |
特徴
「堺DX診断」は、経営の視点からデジタル化の現状を見える化することを目的としている。30問の設問に答えることで、自社のデジタル化の全体像と6つの分野別の進捗度合いを簡単にすばやく把握することができる。
また、自己診断の結果とベンチマークの比較により、自社の優位性や他社とのギャップ、優先的に取り組むべき課題などが明確化されるので、企業変革のために、何から着手すべきか、次のアクションを検討するヒントが見つかる。
診断結果は、以下のようなレーダーチャートで表示され、次の一手検討に向けたフィードバックコメントが表示される。
診断項目の概要
以下の6つの分野でデジタル化の進捗度を可視化することで、将来のデジタル化およびDX推進に向けた戦略の検討を支援する。
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