気象庁は12月16日、9月16日以降停止している気象庁ホームページへのWEB広告を、再発防止策を取った上で2021年1月上旬の掲載再開に向けて進めていると発表した。
気象庁は2020年9月15日から気象庁ホームページに民間広告の掲載を始めたが、
広告掲載基準に沿わない可能性がある広告が掲載されたため、翌16日に掲載を停止。経緯を調査するとしていた。
公開された調査資料「気象庁ホームページのウェブ広告掲載一時停止に係る調査結果等について」によれば、広告掲載期間20時間の広告表示回数は1,770万回、クリック回数は約1.2万回。
掲載基準に違反する広告が複数掲載された原因については、広告掲載基準に違反した広告の表示頻度の解釈の相違があったという。また、不適切な広告が長時間で掲載された原因については、掲載基準の認識相違により事象発覚が遅れた為としている。
今回の原因を踏まえた再発防止策を、「掲載基準を遵守することが確実にできる広告掲載方法への変更」「気象庁とウェブ広告掲載関係事業者間との十分なコミュニケーションの確保」とし、細目を文書で確定するという。
期間保証または掲載保証型の広告枠として掲載再開するのだろうが、具体的な審査基準の決定や審査フローの策定、適正な値付けなど決めるべきことは多い、
年末年始含む数週間で出来るものだろうか。
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