ビジネスにおける経験とは、今までできなかったことができるようになる数だと言えます。
早く経験値を積むためには、自分自身が能動的に勉強するだけでなく、上司や先輩からアドバイスを得ることも欠かせません。
しかしながら、質問をしても無視されたり、自分で調べて?と素っ気なく対応されることはありませんか?
それはもしかすると、あなたの質問の仕方が悪いためかもしれません。
本記事では、上司や先輩から回答を得るための適切な質問方法を解説します。
※営業的な質問術については扱っていません。
いい人じゃないと回答してくれないNG質問とは?
ーー雰囲気がおだやかでギラギラしておらず誰にでも優しい。
どんな職場にも一人は、このような明らかに質問しやすい人がいます。
この人はどんな質問でもなんでも答えてくれる良い先輩。
けれど組織には、質問を無視したり自分で調べて?と言って答えを教えてくれない苦手な先輩もいます。
だからこそ、質問者も回答者も不快にならないように、
今すぐ辞めるべき質問を2つ紹介します。
Googleで検索すれば分かる質問はNG
私達がどっぷり浸かっているデジタルマーケティング業界では横文字を使う事が多い為、
「CPAってなんですか?」と言った用語解説質問が度々あります。
これにはGoogleで検索すれば答えが載っているので、Googleで調べて?と回答します。
一般的な用語解説の質問はしない方が良いでしょう。
自分で調べて学んだ方が身になるしね。
例外的に同じ用語でも人や会社独自に本来の意味とは異なる解釈がある場合があります。
例えば、
「インパクトがある提案を持ってきて」の「インパクト」や
「そのマーケティングってイケてるの?」の「マーケティング」。
このような用語はGoogleで調べても分からないので、
率直に聞いてみましょう。
ただし、「一般的な意味の使い方ではない」と前置きして質問しちゃうと回答者はムムムってなるので、言葉を選んで質問しましょうね。
回答の丸投げ・思考停止した質問NG
「○○さまからのメール、どのように回答すれば良いでしょうか?」
「良く分からないので、一度見てもらえませんか?」
「以下のような質問があったのですが、回答を指示いただけますでしょうか?」
「この場合、どのような提案にすべきでしょうか?」
この手の無垢な丸投げ質問は本当に多いんですが、回答したくありません。
実はこれ、質問ではなくて仕事の依頼なんですよ。
しかも「全部やってね!」と言っているようなものだから、
無視されても怒られても仕方がありません。
思い当たる節があるようでしたら、今日から丸投げ質問は辞めましょう。
上司・先輩が回答してくれる質問の仕方とは?
テレビドラマや漫画の世界では意地悪な上司・先輩がいますが、ハラスメントに厳しく何かあればSNSに晒される現代では、余程ブラックな会社でない限り後輩や部下に悪意を持って接する人は稀です。
質問の仕方さえ間違えなければ必ず回答してくれますので、
参考にしてください。
STEP1.まずは自分で解決を試みる
社内のマニュアル・共有メール・チャット・インターネット検索・SNS検索をして、類似の質問&回答が無いかを探しましょう。
どんぴしゃな質問&回答があれば質問しなくて済みます。
ただし、微妙に条件が違ったり情報が古かったりした場合や、信憑性に乏しい回答をママ使うと失敗するかもしれませんので注意が必要です。
また、インターネット検索・SNS検索なら、どのような検索キーワードを入力すれば最も近しい回答にたどり着けるかを導く「検索力」が身につきますし、回答に関連する付帯情報が得られ理解を深めることができます。
STEP2.分からないポイントを特定する
何が分からないか分からない思考停止状態から、「これが分からない!」と特定することが質問を整理するゴールです。
「質問の意図や目的」「どこの(対象・範囲)」「何が(項目)」「どのように分からないか?(具体的に)」の軸で整理します。
既に自分で調べているから「どのように分からないか?」を説明できるし、
「自分はこう思っているがうまくいかない」と具体的に質問ができます。
STEP3.答え合わせ・意見を聞く質問にする
整理した内容を添え、なるべく「自分はこう思っているがあなたはどうか?」と、答え合わせ・意見を聞く質問になるように心がけます。
<例>
○○でやり方はあっていますでしょうか?
○○さんの意見をお聞かせいただけませんでしょうか?
回答する上司・先輩は、質問が整理されているから誤ったポイントがあれば指摘しやすいし、指摘ポイントが無ければ「いいと思います」「合っています」と一言で回答できます。
質問の仕方のまとめ
上司・先輩が答えたくなる質問の仕方は「答え合わせ・意見を聞く質問にする」です。
この質問の仕方なら、自分で解決しようとした形跡も見受けられし回答もしやすいことから、
きっと上司や先輩は回答してくれるはずです。
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