株式会社ナレッジセンス、ChatGPT利用サービス「ChatPro」が大企業向け「エンタープライズ」プラン提供開始。

株式会社ナレッジセンスは8月29日、セキュアな環境でOpenAI社のChatGPTを利用することができる、法人/行政向けChatGPT利用サービス「ChatPro(チャットプロ)」を提供しており、この度、Enterprise プランを提供開始すると発表した。

大企業がChatGPTを安全に、カスタマイズして利用したいというニーズに対応する。

 ChatGPTのフル活用、大企業向け「エンタープライズ」プランについて

エンタープライズプランは、従業員数・事業規模の大きい企業向けに、より充実したChatGPTの活用機能を提供。

1.よりセキュアな環境でChatGPTを活用

通常のChatGPTでは、入力したデータがそのままAIモデルの学習に利用され、情報漏洩のリスクがある。一方、OpenAI社が公式で提供するChatGPTのAPI(※)では、会話データをAIモデルの学習に再利用されないことが約束されているので、こちらを利用することで、セキュアな環境でChatGPTの利用が実現。エンタープライズプランでは、これらのAPIを利用するサーバー自体を、ナレッジセンスの環境ではなく、自社のサーバー環境に構築することで、より強固なセキュリティ対策をとることを可能にする。

(※ Application Programming Interface)

2.GPT4の利用回数の上限をなくす

これまでのスタンダードプランでは、ChatGPTを週5回までお試しできるプランだった。これはGPT4のAPIが通常のChatGPTの10倍程度であることを考えた上で、妥当に設定した制限ではあったが、この度の新プランでは、このGPT4モデルの利用回数を無制限とし、従量課金制で利用可能になった。

企業のニーズに合わせて、必要なだけ利用し、ビジネスに活用することも可能。使いすぎを防止するため、あえて上限を設定するも可能。

<リンク>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000073671.html