株式会社ナレッジセンスは8月17日、同社が提供する法人向けChatGPTサービス「ChatPro(チャットプロ)」が、社内で利用事例を共有するための「プロンプト掲示板」機能を実装したと発表した。
ChatProとは、学習データに使われない、法人向けChatGPTサービス
ChatPro(チャットプロ)とは、ビジネスの業務効率を向上させDXを推進を行う企業を対象とし、データ流出やコスト面での不安や障害を抑えて、社員が最新AIを活用できるようにするサービス。
チャット内容をAIの学習から守る機能・社員アカウントを組織が一元管理できる機能など、通常のChatGPT含む、生成AIサービスには見られないビジネス向けの機能が特徴。
ChatProの新機能「プロンプト掲示板」
ChatProの新機能「プロンプト掲示板」は、以下のとおり。
1.よい活用事例を、簡単に、社内に共有できる
これまで「ChatPro」で行われたAIとの会話は、自分だけが閲覧可能であり、管理画面からであっても、他人の会話内容を見ることはできなかった。
それが今回の機能リリースにより、自分が選択した会話内容だけ、簡単に、社内に公開できるようになった。
補足しておくと、同じ組織アカウントのメンバーにだけ公開される機能であるため、インターネット上に公開されるわけではない。
2.投稿には「いいね」可能。よい事例がさらに見つかりやすい
今回、投稿された内容に「いいね」する機能も同時に実装されている。
この機能があることで、多くの活用事例が投稿された場合であっても、人気の投稿や良い活用事例はすぐに見つかるようになっている。
3.投稿内容は、「ワンクリックで」コピーして活用可能
それぞれの投稿には「この会話を続ける」ボタンがついており、このボタンを押すことで、よい活用事例をそのまま、自分のアカウントで利用することができる。
そのままの状態から会話をスタートすることもできるうえ、編集してさらなるアレンジを加えることも可能。
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