2026年の年間販促計画を効率よく立てたい方へ向けて、業界別イベント・祝日・大型スポーツイベントをまとめた「2026年版 販促カレンダー(Excel版)」を無料で提供しています。本記事では、前年実績を踏まえた現実的な目標設定の方法や、年間イベントを活用した販促設計のポイントを、日々企業の広告運用やマーケティング支援に携わる専門家の視点から解説します。
このカレンダーを使うことで、年間行事の見える化、月次の施策整理、広告予算配分の判断精度向上が可能になり、場当たり的になりがちな販促活動を体系的に管理できます。特に2026年は、W杯・冬季五輪・アジア競技大会など消費者行動が大きく動く年。自社にとっての「販促チャンスの山場」を早期に把握し、年間戦略を設計したい方は、このカレンダーが最適なスタート地点になります。
まずは本記事を参考に、2026年の販促計画を“見える化”し、戦略的に進める準備を整えましょう。
販促カレンダーの使い道
2026年の大型イベントや季節イベントを把握して、マーケティングに役立てよう
販促カレンダーの上部には月ごとの祝日やイベントが記載されています。ユーザー属性や業界に合わせてマーケティングできるよう、「学生/社会人」「官公庁/小売/観光/アパレル・美容/飲食/住宅・不動産」といったカテゴリーに分類されています。
2026年度版には新たに複数の大型イベントを追加いたしました!
また、加工が可能なExcelデータ形式で提供しているため、自社イベントやその他のユーザーグループを追加することも可能です。
前年度の実績や取組みを踏まえて、今年度の計画を立てよう
カレンダーの下部には前年度実績と今年度目標を記入できる項目をご用意しています。
<前年度実績>
前年度のホームページを訪れたユーザー数、コンバージョン数、受注数、売上、広告宣伝費を入力します。また主な出来事や販促施策を記入しておくことで、「どの施策がよかったのか」「今年度も同じだけの成果が見込めるのか」等を判断する材料となります。
注意点:スポットの大型イベントによる一時的なパフォーマンス向上にご注意ください。
- 例:2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開催企業様
- 2023年3月はWBC効果でユーザー数・売上が増加
- その実績を基に2024年3月を120%で目標設定すると、達成困難になるケース
<今年度目標>
前年度と同様に、ユーザー数、コンバージョン数、受注数、売上、広告宣伝費、実施予定の販促施策を記入してください。
販促カレンダーで年間イベントと前年度の実績を一覧で把握できるようにすることで、年間の長期目標と月ごとの短期目標で現実味のある目標値を立てることが可能になります。
2026年の大型イベントをご紹介!
- ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック (2/6~2/22)
イタリア・ミラノ/コルティナダンペッツォを拠点に開催される冬季五輪。フィギュアスケートやスキージャンプなど日本でも人気競技が多く、関連検索やSNSの盛り上がりが予想されます。 - 東京マラソン2026 (3/1)
毎年多くのランナーが参加する国内最大級マラソン。ランニング人口の増加に伴いスポーツ・ヘルスケア系の話題が盛り上がる時期です。 - FIFAワールドカップ2026 (6/11~7/19)
アメリカ・カナダ・メキシコの3か国開催。全世界的に盛り上がる世界最大級のスポーツイベントです。 - 第20回アジア競技大会 (9/19~10/4)
国内開催ということもあり、メディア露出・SNSバズが見込まれます。期間中は国内観光需要も高まる可能性があります。
まとめ
弊社の販促カレンダーはExcel形式でダウンロードでき、各企業の業態やマーケティング方針に合わせて自由に編集できる点が大きな利点です。年間イベントの把握だけでなく、前年度の実績整理から今年度の戦略づくりまでを一括管理できるため、「行き当たりばったりになりがちな販促計画」を着実に改善することができます。
また、2026年は国際的なスポーツイベントが多数開催される特別な年でもあり、消費者行動が大きく動くタイミングが何度も訪れます。これらの機会を見逃さず、計画的な販促設計を行うことで、売上や集客の最大化につながります。
本カレンダーが、皆さまの日々のマーケティング判断を支え、年間の目標達成に向けた力強い「地図」としてお役立ていただければ幸いです。ぜひダウンロードして、自社の成果創出にご活用ください。










