株式会社AI Shift(株式会社サイバーエージェントの連結子会社)は5月29日、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、ChatGPTを利用し電話業務の効率化を実現する要約機能・ヒント機能の提供を開始すると発表した。
AI Messenger Voicebotとは
AI Messenger Voicebot(以下、ボイスボット)とは、よくある質問対応や予約受付・夜間対応など、あらゆる電話対応を自動化する「AI自動音声対話システム」。
ボイスボットがヒアリングした項目を格納する際に、名前・電話・住所などの項目はひとめで確認ができるものの、代表電話などの問い合わせ内容は利用者の発話も長く、「利用者が何を伝えたいのか」理解するのに時間がかかってしまうなどの課題があった。
この課題を解決するためにChatGPTの技術を利用して、長文内容を要約し、他のヒアリング項目についても一律でフォーマット化することで、後続業務を簡易化し、工数削減を目指す。
ChatGPT連携の機能は2つ
1.要約・フォーマット入力機能
利用者とボイスボットの電話内容を要約し、フォーマット化する。
このとき問い合わせ内容のみでなく、事前にヒアリングしてある電話番号など別項目も要約時に出力可能。
2.ヒント機能
ヒアリングした内容に応じて、複数の振り分け先がある場合には、総務部・営業部などの振り分け先を提案する。
振り分け先については事前に設定可能。
※ChatGPT連携は、オプション機能となる。
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