近年、デジタル技術の発展とともに、私たちの生活様式やコミュニケーションの方法も大きく変わってきました。その一つの変化として、伝統的な年賀状の形式を変え、ホームページを使用した新しい形の挨拶が注目されています。
今年から年賀状を廃止したいという方は、以下の記事で相手方への文例を紹介していますのでご参考ください。
挨拶コンテンツの作成が進んでおり、誘導を検討されている方は以下の記事でも集客方法を説明していますのでご参考ください。
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新規顧客獲得と年賀状の関係
年賀状廃止の動きと、その背景にあるペーパレス推進や形骸化は、確かに環境や効率性を重視する現代において理解されるトレンドです。しかし、一方で、新規顧客獲得を狙う営業マンの立場からすると、この動きには一抹の不満があるかもしれません。
新規顧客獲得は、どの業界でも非常に難しい仕事です。
競合との差別化、ターゲットの正確な理解、適切なタイミングの捉え方など、多くの要因が絡み合います。その中で、年賀状は営業マンにとって、営業マンの名前や企業を記憶に定着させる手段として、停滞していたりうまくアプローチができない新規顧客との機会を作り出すカンフル剤として、また新規顧客のドアオープナーとしての役割を果たしています
従って、年賀状を採用しない場合、別の方法で新年の挨拶を伝える方法を考える必要があるでしょう。その際の一つの有効な選択肢として、ホームページ上での新年挨拶の掲載が挙げられます。
新年の挨拶をホームページで掲載するメリット
1.コスト削減
年賀状を送る際には、印刷や郵送に関連する費用がかかります。具体的には、印刷代、年賀状の料金、郵送料などが発生し、これが多くの人々やビジネス関係者に送付する場合、そのコストはかなりのものになり得ます。例えば、1,000通送ると、数十万円の出費が考えられます。対照的に、ホームページ上での新年の挨拶は、一度ページを作成すれば、追加のコストはほとんどかかりません。これにより、大幅な経費削減が可能となります。
2.表現の自由度が高い
ホームページ上での新年の挨拶は、テキストだけでなく、動画や音楽、アニメーションなど、多彩なメディアを使用することができます。例えば、企業の社長やスタッフが新年のメッセージを伝える動画をアップロードしたり、新年の雰囲気を盛り上げる音楽や装飾を追加することが可能です。これにより、受け手に印象的なメッセージを届けることができ、単なる文字の挨拶よりも強い印象を与えることができます。
3.拡散効果
ホームページ上での新年の挨拶は、SNSやメール、チャットアプリなど、さまざまな手段を使って簡単に拡散することができます。リンクをクリックするだけで、挨拶のページを見ることができるため、手軽に多くの人々に情報を伝えることが可能です。また、コンテンツが面白く、魅力的であれば、受け手が自らSNSなどでシェアすることも考えられ、年賀状以上の営業効果も期待できます。
以上のように、ホームページでの新年の挨拶は、コストの観点、表現の自由度、拡散効果の3つの大きなメリットがあります。これらを最大限活用することで、既存顧客のフォローと新規顧客獲得につなげらる新年をきっかけとしたプロモーションが可能となります。
ホームページで新年の挨拶を実施する方法
ホームページで新年の挨拶を行う方法にはさまざまな手法やアイディアが考えられます。以下にその方法やポイントをいくつか紹介します。
1.特設ページの作成
新年の挨拶専用の特設ページを作成し、そこに挨拶メッセージや関連するコンテンツを掲載します。期間限定のコンテンツとして設けることで、訪問者の注目を集めることができます。
一昔前は、技術力や企画力を披露するためにホームページ制作会社や広告代理店が作成していましたが、昨今では一般企業でも見られるようになってきました。
2.トップページのデザイン変更
新年を迎えるにあたって、ホームページのトップページやヘッダー部分のデザインを季節感のあるものに一時的に変更します。これにより、訪問者に新年の気分を感じさせることができます。
私達ツギノテも毎年トップページのメインビジュアルを新年仕様にしています。
画像素材購入に迷ったら、以下記事で紹介している画像素材サイトを参考にしてみてください。
3.デジタル年賀状の配布
デジタルで作成した新年のグリーティングカードをホームページ上で配布。訪問者がダウンロードしたり、SNSでシェアすることができるようにします。
4.お年玉キャンペーンの開催
新年の期間限定で、特別な割引やプレゼントを提供するキャンペーンを実施することで、訪問者の関心を引きつけることができます。
5.動画メッセージの掲載
経営者やスタッフからの動画メッセージを撮影し、ホームページ上で公開することで、より人間味のある挨拶を伝えることができます。
6.お知らせで新年の挨拶を掲載
もっとも手軽で実装コストも安価な方法が、どのホームページにもある「お知らせ」に新年の挨拶を掲載することです。
Google画像検索で、他社事例が確認できますので参考にしてみてください。
新年の挨拶はいつホームページに掲載すればいい?
ホームページへの掲載する最適なタイミングは、業界やターゲットのユーザー層、そして企業の狙いや目的によって異なります。しかし、ホームページの挨拶は、実際の年賀状とは異なり、特定のタイミングを逃しても後から掲載することが容易です。そのため、業界や企業の状況を考慮しつつ、最も適切と思われるタイミングで掲載することが重要です。
BtoBの場合は正月三が日を過ぎた1月4日で十分効果的です。
コンテンツへの誘導を忘れずに!
先ほども触れましたが、年賀状は新規顧客獲得の有効な手段です。その大きな理由は、年賀状が直接目的の人物の元へと配送されるからです。一方、ホームページに新年の挨拶を載せても、アクティブにそのページを訪れることがないと、挨拶のメッセージは届かない可能性が高いです。そこで、メールマガジンの配信機能を持っている企業は、新年の挨拶とともに特別なコンテンツやキャンペーンへの誘導を目的としたメールを一斉に送信することを推奨します。メールマガジンのシステムを持っていない企業は、営業担当者に直接見込み客へのメール送信を促してみましょう。そして、そのメールには営業の取引を後押しするような特別キャンペーンの情報などを添えると、より効果的かと思われます。
特設ページがある場合はリスティング広告やSNS広告を使って集客を増やしても良いかも知れません。
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