リスティング広告(Google広告)が表示されない?!15の原因と対処法

どうも!あまのんです!
WEB広告でよく使用されているリスティング広告ですが、「入稿したはずの広告が表示されない」というケースは少なくありません。

私も入稿したリスティング広告を試しに検索エンジンで検索してみましたが、「何回リロードしても広告が出てこない…」と、ヒヤッとした経験があります。笑

今回の記事を最後まで読んでいただくと、リスティング広告が表示されない理由が数多くあることを知って頂けると思います!

予め広告が表示されない原因を解消しておけば、二度手間三度手間を防止できるので是非参考にしてみてください!

リスティング広告とは

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果に連動して表示される広告です。特定のキーワードに対して広告を表示する仕組みのため、ユーザーの関心が高いタイミングで広告を表示できます。

初心者のためのリスティング広告設定マニュアル

リスティング広告が表示されない原因

リスティング広告が表示されない理由は15個あります。
少なくはありませんが、事前に把握しておくと正確かつスムーズに広告を作成できますのでぜひ覚えてみてください!

それでは以下よりバババーンとご紹介します!

予算による制限がかかっている

下図のように【予算による制限】が広告が表示されない原因の最も多いケースです。

対処法

  • キャンペーンの予算を上げましょう。
  • クリック単価を下げましょう。

入札単価が低い

これはGoogle広告のステータスに【入札単価(1ページ目)を下回る】と記載しているケースです。

キーワードの入札単価が著しく低い場合、広告掲載順位が下がり1ページ目に掲載されないことがあります。

対処法

  • 上限クリック単価を上げましょう。
  • 入札単価が高いキーワードはあきらめて、入札単価が低いキーワードで配信するようにしてみましょう。

除外キーワードが設定されている

除外キーワードは、指定したキーワードが検索されても広告を表示しないようにする設定です。
下図のように管理画面内のベルマークを押すと【キーワードの矛盾】と表示されているケースです。

対処法

  • 配信したいキーワードに関連する除外キーワードを削除しましょう。

広告のローテーションが設定されている

広告のローテーションは、広告グループに入れた広告をどのような配分で配信するかを決める設定です。

現在、サポートされているローテーションは[最適化:掲載結果が最も良好な広告が優先的に表示されます][最適化しない:広告を無制限にローテーションして表示します]のいずれか2種類。

デフォルトでは最適化になっているため、成果が悪いほうの広告は表示されにくくなります。

対処法

  • 均等に表示したい場合は『最適化しない』を選択しましょう。(※ただしGoogle広告は『最適化』を強く推奨)
  • どうしても出したい広告があるのなら、他に入稿されている広告を停止しましょう。

品質スコア(品質インデックス)が低い

品質スコアが2以下だと広告が表示されない場合があります。その場合は品質スコアを改善する必要があります。

品質スコアは、Google広告のキーワードに対する1~10段階評価のことです。

対処法

  • 品質スコアを改善しましょう。

キャンペーン終了日が設定されている

広告キャンペーンのONOFFをスケジュール設定されている場合は多いです。キャンペーン終了日が設定されていたら、当然終了日を過ぎていたら広告は配信されません。

対処法

  • スケジュール設定を変更しましょう。

配信地域が正しく設定できていない

リスティング広告はIPアドレス※をもとにターゲティングされる仕組みのため、配信外の地域にいると広告が配信されないケースがあります。

※IPアドレス:インターネットアドレスとも呼ばれており、インターネット上に接続された機器が持つナンバーのこと。

対処法

  • 広告プレビューと診断ツールで広告をプレビューしましょう。
  • 配信地域の設定を見直しましょう。

キーワードが設定されていない

リスティング広告は、検索キーワードに対して配信されるため、そもそものキーワドが設定されていないと検索をかけても広告は表示されません。

対処法

  • キーワード設定を見直しましょう。

ステータスが一時停止になっている

下図のように、配信が一時停止に設定されている場合です。
配信可能な広告でも一時停止にしていると配信されませんので、キャンペーン・広告グループ・キーワードの全てを【有効】にする必要があります。

対処法

  • すべての階層ステータス(キャンペーン・広告グループ・広告)を有効にしましょう。

広告が不承認になっている

Google広告は1営業日以内で審査が行われ、広告が審査承認されてから掲載されます。不承認になってしまった場合は掲載されません。

対処法

  • 審査が不承認になっている広告を修正しましょう。

配信時間が正しく設定できていない

広告スケジュールで設定されていない時間帯・曜日は広告が配信されません。

確認方法は管理画面の左メニューにある【広告スケジュール】で確認できます。

対処法

  • 時間帯設定を見直しましょう。

サスペンド状態になっている

キーワードの検索ボリューム数が少なすぎにより、リスティング広告が掲載されないケースです。この状況をキーワードサスペンドと呼びます。

新商品の商品名キーワードや、キャンペーン名キーワードで検索した際に広告を出したいニーズは多いです。特に「続きはWEBで」「〇〇で検索」といったマス広告と連動した広告配信の場合は超注意です。
サスペンドで広告が出ないかも・・・?

管理画面上にあるキーワード項目のステータスが【検索ボリューム数が少ない】という表記の場合は、サスペンドがかかる場合がありますので注意してください。

対処法

  • 検索されやすいキーワードを設定しましょう。
  • マス広告を打つ1~2か月前にはキャンペーンサイト等を立ち上げ、キーワード検索が増えるようにしましょう。

マッチタイプ設定が狭い

設定したキーワードのマッチタイプによって、広告が表示されにくいケースがあります。

マッチタイプとは、Google 検索時にどのような検索語句で広告が表示されるかを左右する設定です。「部分一致」「除外キーワード」「絞り込み一致」「フレーズ一致」「完全一致」の5種類あります。

リスティング広告のマッチタイプとは?効果的に設定するコツ

対処法

  • キーワードに設定されているマッチタイプの種類を確認しましょう。
  • 現在のマッチタイプより掲載範囲の広い種類に変更しましょう。

デバイス配信比率が正しくない

Google広告ではデバイス毎に広告の入札単価を設定できます。

【デバイス設定】では、「パソコン」「タブレット」「モバイル」に対してどのくらいの比率で広告を表示するかを設定できます。
入札単価調整比が「-100%」と表記されている場合は配信されません。

対処法

  • 入札単価調整比が-100%のデバイスがないかを確認しましょう。

オーディエンスリストのサイズが小さい

アクセス数の少ないWebサイトの場合、広告配信できる基準を満たしていないためリマーケティング広告を配信できないことがあります。

リマーケティングリストの基準

Googleディスプレイネットワーク:過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 100 人以上であることが必要です。

Google検索ネットワーク:過去 30 日間のアクティブ ユーザー数が 1,000 人以上であることが必要です。

対処法

  • WEBサイトへのアクセス数を増やしましょう。
  • タグをすべてのページに設置しましょう。

まとめ

リスティング広告が表示されない原因の多くは設定ミスによるものです。
ラク~に広告運用するにはミスを減らして、二度手間を減らすことがポイントです。皆さまも設定ミスには注意してくださいね^ ^

リスティング広告の運用代行を依頼したい方向けサービス

リスティング広告のインハウス化を検討している方向けサービス