Google、未成年の保護対策を実施。ターゲティング広告を制限へ

Googleは8月10日、18歳未満(以下「未成年」)のユーザーを保護するための多数の機能制限やポリシー変更を発表した。未成年者のプライバシーを保護する安全措置を追加する。

数カ月中に世界で適用される予定。

未成年者のプライバシーを保護する安全措置とは?

未成年者のプライバシーを保護する安全措置は、YouTubeを含む同社の全プラットフォームで有効。

年齢・性別・関心に基づくターゲティングをブロック

YouTubeを含むGoogleのすべてのサービスで、18歳未満のユーザーに対しては、年齢・性別・興味関心に基づくターゲティングをブロックするという。

YouTube:アップロード設定厳格化

未成年のデフォルトのアップロード設定を最もプライベートなオプションに。デジタルウェルビーイング機能をより目立つように表示し、商用コンテンツに関する保護手段と説明を提供する。

検索結果から画像の削除リクエストが可能

未成年とその保護者が検索結果から「画像の削除」をリクエストすることが可能に。この変更によってオンライン上の自分の画像をより細かく制御できるようになる。リクエストされた画像は検索結果に表示はされなくなるが、Web上から消えるわけではない。

その他

  1. スマートディスプレイのWebブラウザでのセーフサーチを適用
  2. 未成年のロケーション履歴のオフ(オンにできない)
  3. Google Playストアでの安全強化

<リンク>

https://blog.google/technology/families/giving-kids-and-teens-safer-experience-online/