株式会社ゼスト(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:一色淳之介 以下:Idein)は6月19日、同社の在宅医療・介護の訪問スケジュールを自動作成するクラウドサービス「ZEST」にて、株式会社エス・エム・エス(東京都港区 代表取締役社長:後藤夏樹)が提供する介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」との間で実施しているRPAによるデータ連携機能をアップデートしたと発表した。
「カイポケ」と「ZEST」が連携
訪問スケジュール自動作成クラウド「ZEST」と介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」では、利用者情報と訪問の予定を連携できる。
「ZEST」を使用開始するためには、利用者情報を入力する必要がある。
「カイポケ」には既に利用者情報が入力されているため、「ZEST」への登録・更新は、情報の大元になる「カイポケ」からのデータ連携で実施できる。
この連携により、利用者情報の二重管理が不要となる。
「カイポケ」と「ZEST」の連携メリット
連携によって訪問看護事業所に提供できる3つのメリットは、以下のとおり。
- 転記作業の負担軽減
訪問スケジュールを紙やエクセル、ホワイトボードなどカイポケのシステム外で管理している場合、予定をカイポケに手入力する必要がある。
しかし、ZESTで作成した予定をカイポケに連携すると「ボタンを押すだけ」で転記作業が完了するため、時間も負担も大幅に軽減できる。 - ヒューマンエラー防止
カイポケに手入力で転記する場合、登録漏れなどのミスは避けられない。
急な予定変更が多い業態であるため、予定が変更されるたびにカイポケへの転記を行う必要があり、その際にヒューマンエラーが発生しやすくなる。 - 複数ツール使用の複雑さを解消
ZESTは、訪問予定とそれ以外の予定を一元管理できるため、スケジュール管理ツールを分ける必要がない。
また、ZEST HUBというスマホで予定を確認できる機能も搭載しており、訪問先の利用者の詳細(お名前、住所、サービスプランなど)も確認できる。
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