デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社、データクリーンルームを活用したユーザーおよび広告効果の分析基盤「WISE Hub」を提供開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 執行役員CEO兼CCO:田中雄三 以下 DAC)は5月27日、ポストクッキー時代の対応として、各プラットフォームが提供するデータクリーンルーム(DCR)(※)を活用し、ユーザープライバシーに配慮した、より自由度の高い広告プランニングを実現するためのデータ分析基盤「WISE Hub」の提供を開始すると発表した。

(※)データクリーンルーム(Data Clean Room)とは
プラットフォーム企業の厳格な管理の下で企業とデータ共有・分析を行う環境。プラットフォームがパーソナルデータを外部に提供することなく、法規制に準拠する形で安全かつ高度な分析を行うことができる構造となっている。

「WISE Hub」とは

「WISE Hub」は、DCRで集計したデータをダッシュボード化し、そのデータを活用して広告施策の改善や顧客理解を行っていく汎用性の高いサービス。

次のプラットフォームに対応している。

  • WISE Hub for Google
    YouTubeを含めたGoogle広告配信データを活用した分析サービス
  • WISE Hub for LINE
    LINE広告およびLINE公式アカウントの配信データを活用した分析サービス
  • WISE Hub for EC
    代表的なグローバルECプラットフォームのデータを活用した分析サービス

「WISE Hub」の特徴

特徴1.広告効果の深掘り
広告配信ログデータを活用した分析により、通常の広告管理画面と比較してより深く広告効果を確認できる。また、詳細かつユニークな切り口の分析結果から生活者ニーズの解像度を高め、次回以降の広告配信(PDCA)に活かせる。加えて、分析から得られた生活者ニーズは、広告施策にとどまらず、ビジネス全体へのTipsとして利用することも可能。

特徴2.見やすいダッシュボード
広告効果の見やすさを重視し、数値から感覚的に結果が示唆しやすいデザインを採用している。

(例)「WISE Hub for Google」のダッシュボードイメージ
   GoogleのAffinityごとに配信成果を分析できる”Affinity & in-market “

特徴3.プランニング活用
ダッシュボードから得られる数値データは、各プラットフォームの指標や変数を分析の切り口としているため、次回のプランニングやエグゼキューションとして活用しやすいというメリットがある。

<リンク>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000253.000017676.html