株式会社アプルーシッド(東京都千代田区)は3月13日、大規模言語モデルを使用したチャットAIであるChatGPTを、当社が運営するナレッジ共有ツールのGroupfile(グループファイル)内でChatGPTと会話ができる機能として追加すると発表した。
これにより、企業は従業員による業務データの入力リスクを防ぎ、シングルサインオンやIP制限の環境下で安全に最新のチャットAIを業務に生かせる。

Groupfileとは、ナレッジ共有ツール
Groupfile(グループファイル)とは、PDFやPowerPoint、動画を社内外に共有できるナレッジ共有サービス。
Groupfileには、シングルサインオン・IP制限・権限管理など、組織で安心して活用できるための機能が搭載されている。
ChatGPTとは、OpenAIが開発したチャットAI
ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、OpenAI社が開発した人工知能の一種で、自然言語処理に特化した大規模な言語モデル。
ChatGPTは、世界中の様々な情報源から学習し、人間が話す言葉を理解し、それに応答することができる。
API版のChatGPTをGroupfileに搭載
OpenAI社では、入力されたデータが学習に利用されず、30日間で削除されるChatGPTのAPI版を提供している。
株式会社アプルーシッドは、このAPI版ChatGPTを組織の全員が利用できるよう、Groupfile内にChatGPT APIのインターフェースを搭載した。
これにより、組織内でだれでも安全にChat GPTを利用することができ、また、プロンプトと呼ばれる、どのような表現で依頼すればより精度の高い結果が得られるかを社内で簡単にシェアできる。
価格プランは、既存のGroupfileの料金内で利用でき、ユーザー数無制限で1契約当たり月額38,000円と78,000円。
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