株式会社ファーストロジックは5月31日、ChatGPTを搭載した2種類の自動生成機能(β版)を、来月リリース予定であることを発表した。
1つ目の機能は、不動産会社が投資家に物件を紹介する文章をAIが自動生成。2つ目は、投資家から不動産会社に問い合わせのメッセージが届くと、AIが最適な返信内容を自動生成する機能。
概要
(1)物件のPR文を自動生成する機能を追加
物件PR文とは、不動産会社が投資家向けに物件のおすすめポイントを紹介する文章。不動産会社は物件毎に異なる文章を作ったり、テンプレートを作成して効率的に入力したりしている。
画像にある「自動生成する(β版)」というボタンを押すと、すでに入力済みの物件情報をAIが拾ってくるだけでなく、不動産会社や担当者のデータベース情報を基にして、最も効果的なPR文を短時間で自動生成してくれる。
2)「メッセージ機能」に自動生成機能を追加
「メッセージ機能」とは、楽待のサイト上で不動産会社と投資家がメッセージをやりとりできる機能。メールソフトやアプリを開かず、チャット形式で手軽にやりとりすることができるもので、2018年8月にリリースしてから現在まで累計160万通以上のメッセージが送られている。
本機能を活用すれば、不動産投資家からの資料請求や物件見学といった多岐に渡る問い合わせ内容を考慮し、最適な返信内容をAIが自動生成してくれる。
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