Google 広告は3月23日、ファインド広告の新機能について発表した。
概要
今回Google は、ファインド広告に以下のような機能を拡充した。これにより、Google の魅力的な広告ネットワークでさらにブランドをアピールしやすくなる。
- 商品フィードでユーザーの興味をかき立てる
- 商品単位のレポートとデータドリブン アトリビューションで、データをさらに活用して成果を上げる
- コンバージョン リフト測定テストで増分効果を測定する
より魅力的なレイアウトでユーザーの興味を引く
ファインド広告には、広告主がリッチで効果的な広告を作成できるよう、さまざまなレイアウト(カルーセル、スクエア、ポートレートなど)が用意されている。今回商品フィードの利用範囲が拡大され、ファインド広告をご利用中のすべての広告主が商品フィードを利用できるようになった。消費者の興味や関心、意図に基づいて商品を表示することが可能。たとえば小売業の広告主は、Google Merchant Center のカタログでライフスタイル画像や短いテキストを使用して、より関連性の高い広告を配信することができる。
販売促進または見込み顧客の発掘を目標とするファインド広告に商品フィードを追加すると、現在と同程度のコンバージョン単価でコンバージョンを45%増やせるというデータもある。さらに、動画アクション キャンペーンと組み合わせることで、YouTube でコンテンツを視聴している消費者に深く働きかけ、エンゲージメントを促進できる。
ファインド広告の商品フィードを活用することで、広告の関連性と顧客の反応を向上させることができる。
充実したレポートと効果的な測定でデータを活用して成果向上
持続可能な成長を維持するには、持続可能な測定と透明性の高い分析情報を活用して最適化の効率を高める必要がある。Google が提供するレポートと測定に関する最新情報を活用して、ファインド キャンペーンと動画アクション キャンペーンのパフォーマンスをより的確に把握することができる。
今月中にリリースされる商品単位のレポートでは、商品フィードに表示した Google Merchant Center カタログ アイテムのパフォーマンスを、表示回数やクリック数などの指標と照らし合わせて確認できる。たとえば、幅広い商品を宣伝している小売業の広告主は、どのタイプの商品がより関心を集めているかを確認し、ビジネスに関連する行動を起こすことができる。
Google は昨年、キャンペーンによる効果を把握できるようにするために、コンバージョン リフト測定テストをリリース。これは Google の最新の測定ソリューションの 1 つで、広告主はユーザーまたは地域に基づいてコンバージョンの増加を測定できる。
ファインド広告と動画アクション キャンペーンの両方を運用している広告主は、地域に基づくコンバージョン リフト測定を使って両方の効果を合わせて測定することが可能。
<リンク>