株式会社クレッシェンド・ラボは3月10日、自社で開発・提供を行うLINE公式アカウント向けのカスタマーサポートツール「CAAC(Conversational Analytics and Automation Cloud)」とAIサービスChatGPTとのAPI連携を発表した。これにより企業と消費者間のコミュニケーションがよりスムーズになり、顧客ロイヤリティの向上や利益の最大化が期待できる。
AI搭載ツールで簡単にメッセージを作成
クレッシェンド・ラボは、LINE公式アカウント向けの総合マーケティングツール「MAAC」およびカスタマーサポートツール「CAAC」の開発及び販売をしている。現在約500の企業にサービスを提供し、年間約40億通のメッセージ配信をサポートしている。今回、顧客とのコミュニケーション・プラットフォームであるCAACに生成AI(Generative AI)を組み込み、キーワード入力のみで即座に完全なメッセージが生成される機能を追加した。
CAAC AIでカスタマーサポートを効率化
CAAC AIを活用することで、カスタマーサービスの対応時間が60%短縮。人件費の削減やコミュニケーション品質の向上が期待できるほか、より効率的なキャンペーンやプロモーションの実施が可能となる。クレッシェンド・ラボのプロダクトマネージャーであるJennyは「MAACと組み合わせて活用することで、マーケティングから顧客管理までを一貫して行えるようになり、より効率的に顧客からのエンゲージメントを獲得できるようになる」と総合マーケティングツールであるMAACとの併用で得られる相乗効果についても言及している。
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