Yahoo!広告は9月21日、ディスプレイ広告のコンバージョン設定において、詳細マッチングの提供を開始すると発表した。
実施予定日は、2022年10月5日。
コンバージョンにおける「詳細マッチング」の概要
ディスプレイ広告のコンバージョン設定において、詳細マッチングの提供を開始する。
詳細マッチングとは、コンバージョンタグとお客様(広告主)が持つ顧客情報を連携することで、顧客が発生させたコンバージョンを測定できる機能。リアル店舗への来店歴や購入歴などを持つ顧客によるコンバージョンを把握でき、リピート購入などの測定に活用できる。
詳細マッチングに連携できる情報は、以下のとおり。
- メールアドレス
- 電話番号(実施日時点は連携のみ可能で、コンバージョンデータの取得はできない)
情報はいずれも暗号化(ハッシュ化)したうえで、以下のいずれかの方法で連携する。
- 広告管理ツールを利用して、コンバージョンタグに項目を追加
- コンバージョンAPI(次項で紹介)の利用
コンバージョンAPIの提供について
クライアントのサーバーサイドでコンバージョンの計測が可能になる「コンバージョンAPI」の提供を開始する。
コンバージョンAPIを利用して開発した計測ツールをお客様(広告主)のサーバーに設置することで、柔軟なコンバージョン測定が可能になる。
※Yahoo!広告 APIとは異なる。同APIを未契約でもコンバージョンAPIの利用は可能。
※コンバージョンAPIの利用には、Yahoo!デベロッパーネットワークの登録と、APIを用いたツール開発が必要。
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