Yahoo!広告は9月1日、検索広告において、「広告表示オプションの配信優先度」を仕様変更すると発表した。
仕様変更の概要
キャンペーンと広告グループの両方に広告表示オプションを関連付けた場合における、配信の仕様を変更する。詳細は次のとおり。
■対象の広告表示オプション
- クイックリンクオプション
- テキスト補足オプション
- カテゴリ補足オプション
■変更点
- 変更前(現状)
広告グループに関連付けた広告表示オプションを優先して配信。 - 変更後
関連付けた階層にかかわらず、ユーザーの検索意図により適した広告表示オプションを優先して配信。広告を入稿した広告グループと上位のキャンペーンで、関連付けした広告表示オプションを合計して配信に利用する。
例として、クイックリンクオプションをスマートフォン以外に配信する場合は関連付けしたオプションが2件以上必要だが、広告グループの関連付けが1件、上位のキャンペーンに1件の場合、変更後は合計して2件となるため、スマートフォン以外にも配信が可能。
※広告表示オプションIDが同一の場合は、広告グループと上位のキャンぺーンのそれぞれに関連付けていても、1件と計算される。
注意事項
大きな注意事項は2つ。
- キャンペーンに関連付ける広告表示オプションは、キャンペーン配下のどの広告グループで配信されても問題がないことをご確認ください。
- 広告表示オプションの実績は、お手数ですが以下両方のレポートでご確認ください。
広告表示オプションレポート(キャンペーン)
広告表示オプションレポート(広告グループ)
なお電話番号オプションの配信優先度に変更はない。キャンペーンと広告グループの両方に電話番号オプションを関連付けた場合、広告グループに関連付けた電話番号オプションを優先して配信する。
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