株式会社SUPWAT(本社:東京都渋谷区 代表取締役CEO 横山卓矢 読み:スプワット)は9月1日、AIで製造業に新しい価値を届ける機械学習ツール「WALL」の正式版を8月31日にローンチした。
なお、WALLの機能の1つである水素タンク設計の最適化は、SaaSサービスにおいて本日時点で世界初となる見込み。
機械学習ツール「WALL」とは?
従来の製造業で課題であった職人の経験と勘に頼った定性的な開発を解決する、AIの機械学習ツール。独自開発のアルゴリズムにより、少ない学習データで精度の高い機械学習モデルを作成する。
製造業において研究開発の段階で「WALL」を利用することで、データを活用し誰でも簡単に定量的な判断ができるように。また、属人化していた開発の技術継承の実現が可能に。
初期費用などは不要の定額料金(SaaS型)で、すぐに利用できる。また、分析結果の解釈を初めとした導入のサポートも実施している。
機械学習ツール「WALL」の特徴
1.材料選定
材料開発における適用可能性の判断が瞬時に可能。加えて、材料選定を効率化し、実験結果から最大限の情報を引き出すことができる。結果として製品開発においてコストと時間の有効活用につながる。
2.影響度分析
対象のパラメータが、目的とするパラメータにどの程度影響しているかを算出が可能。これにより実施する実験回数や組み合わせを飛躍的に削減できる。
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