Twitter広告は3年前位までは正規代理店に依頼しなければ配信できませんでしたが、昨今は自分で設定するセルフサーブ型アカウントでTwitter広告を配信している方が多いのではないでしょうか。
私もリミット解除やプロモトレンドなどの特別なオーダーがない限り、正規代理店へ依頼せず、お客様側のセルフサーブ型アカウントの権限を付与いただき運用支援しています。
さて今回は、広告代理店や新しい担当にTwitter広告のアクセス権限を付与する方法をご紹介します。
Twitter広告のアクセス権限を付与する方法
①Twitter広告アカウントにログイン
Twitter広告へのログインページはコチラ
②右上のTwitterアカウント名をクリック。
プルダウンメニューから【アクセス権を編集】をクリック。
③【アクセス権を追加】をクリック。
③招待するユーザーのTwitterユーザー名、付与する権限を選択して【変更を保存】をクリック。
これで完了です。
広告代理店や運用コンサルタントに委託する場合は権限を【広告マネージャー】にします。また、Can compose promotable tweetsにチェックをいれてください。チェックを入れると広告用ツイートを作成・ツイートできるようになります。
ちなみに、広告用ツイートをツイートしてもユーザーのタイムラインには表示されませんのでご安心ください。
アクセス権を付与される側の作業
アクセス権を付与の工程には、付与される側も作業が必要になります。
手順は以下の通りです。また、以下の手順を行う前にTwitterへログインしておきましょう。
手順1:Twitter広告にログイン
手順2:アカウント名の横にある矢印をクリックし【アカウントを切り替える】を選択します。
手順3:付与された権限でアクセスできているか確認して完了です。
Twitter広告のアクセス権限
Twitter広告のアクセス権限は6つあり、それぞれ広告アカウントで出来ることが異なります。
アカウント管理者
アクセス権の編集、広告キャンペーンの変更やパフォーマンスデータの表示などの権限を持ちます。クレジットカード情報と請求情報にアクセスできます。
請求情報があるため、外部スタッフに共有する権限ではありません。
広告マネージャー
広告キャンペーンの変更やパフォーマンスデータの表示を行え、広告用ツイートを作成できます。広告代理店やコンサルタントに運用を依頼するときは、このアクセス権限です。
クリエイティブマネージャー
クリエイティブを変更してプレビューを表示できます。社内のクリエイターに付与する場合の権限ですかね。
キャンペーンアナリスト
パフォーマンスデータを表示できますが、キャンペーンの作成や変更はできません。Twitter広告の運用で困っていて、広告代理店やコンサルタントへ提案を依頼する際に付与する権限です。xlsレポートを作って渡すよりも遥かに簡単で、的を射た提案が貰えるでしょう。
オーガニックアナリスト
オーガニックなアナリティクスを表示できます。広告パフォーマンスが見られない点がキャンペーンアナリストとの違いでしょうか。
SNS運用コンサルタントにツイートを分析して貰う時に使うのだと思います。
パートナーオーディエンスマネージャー
Twitter APIを利用して、カスタムオーディエンスを表示・修正・削除ができます。自分で作成したカスタムオーディエンス以外のデータにはアクセスできません。まぁ普通に配信している分には使わない権限ですね。
権限付与しっぱなしに注意!
第三者の分析終了後や、運用委託終了後は忘れないうちにアクセス権限を解除しましょう。万が一権限付与しっぱなしだと、アカウントが乗っ取られた場合、広告の不正配信や情報漏洩のリスクがあります。
権限付与は簡単にできるからこそ優先順位が下がってしまうため、注意したいですね。
思い当たる節がある方は今すぐ権限をチェックしましょう!