Metaは11月16日、Facebook上の動画コンテンツの前後や途中に挿入できる広告であるインストリーム広告を日本で提供開始すると発表した。
利用資格を満たしたクリエイターは、自身がFacebookに投稿した動画にビジネスの広告を挿入でき、継続的な収入を生み出すことができる。
Facebookインストリーム広告の概要
インストリーム広告は、クリエイターが作成した動画から収入を得られる手段の一つ。長さが1分以上の動画コンテンツの再生前後や再生途中に、15秒の広告を挿入する。
またビジネスにおいて、知名度の高いパブリッシャーやクリエイターが作成した動画を視聴している利用者に対し、利用者それぞれに最適な広告を配信できる。広告は、クリエイターがこれから投稿する動画だけでなく、すでに公開済みの動画にも挿入可能(※11月16日までに公開された動画が対象)。
Facebookインストリーム広告のフォーマット
インストリーム広告は以下の3つのフォーマットがある。
プリロール広告
動画の開始前に再生される広告で、ページのタイムラインやWatchのウォッチリストでコンテンツを能動的に探している利用者に配信される。
クリエイターのコンテンツを検索する視聴者が多いほど、プリロール広告からの収益は増加。
ミッドロール広告
動画の再生中に挿入される広告で、自然な切れ目がある動画に最適なフォーマット。挿入ポイントは複数指定でき、その一部で広告が配信される。
画像広告
画像広告はコンテンツの下部に表示される静止画の広告で、動画の視聴を中断させることなく表示できる。
※ 15秒を超える場合は、最初の15秒分が表示された後にオプションとして[続きを見る]が表示され、利用者はこれをタップして動画の続きを見ることができる。
Facebookインストリーム広告の利用資格
- パートナー収益化ポリシーの要件を満たし、これを常に遵守している
- 18歳以上である
- 動画を公開するFacebookページのフォロワーが10,000人以上である
- 条件を満たす再生時間が過去60日間で合計600,000分以上に達している
- 自ページ上にアクティブな動画を5本以上保持している
がインストリーム広告の要件を満たしているかどうかは、収益化ツールのお申し込みページより確認できる。
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