大日本印刷株式会社は10月28日、保険薬局向けの各種システムを開発・提供している株式会社グッドサイクルシステムの協力のもと、処方された薬を効率的に店舗で受け取れるLINEチラシを利用した「処方箋送信機能」サービスを提供開始した。
処方箋送信機能とは?
2021年10月時点で約1,600万人の利用者がいる「LINEチラシ」を利用し、手軽に処方薬の電子化に対応、店頭でスムーズに薬を受け取れるようになる。
【使用方法】
- 「LINEチラシ」の店舗ページから「処方箋送信機能」にリンクし、処方箋の撮影・送信。
- 調剤薬局・ドラッグストア側は受け付けた処方箋が自動で印刷され、ユーザーの来店前に薬を準備する。
- ユーザーは受付完了や薬の準備完了といったメッセージを、薬局・ドラッグストアのLINE公式アカウントから受け取ることも可能。
処方箋送信機能の特徴
1.「LINEチラシ」の活用による快適な使い勝手
多くの生活者が利用している「LINE」を使って利用できる。他のアプリのダウンロードや会員登録などを行う必要がなく、クレジットカードによる決済も可能。また、電子的に処方の履歴が取れるため、服薬フォローなどにもつなげられる。
2.処方された薬の受け取りの待ち時間を短縮
受け取り日時を指定できるため、店頭で長時間待つことなく、スムーズに薬を受け取ることができる。
3.各店舗は「LINEチラシ」を通じた販促も可能
処方箋送信機能を利用する調剤薬局やドラッグストアは、「LINEチラシ」を使って各店舗や商品の告知も可能。店舗周辺の「LINEチラシ」利用者に情報提供できるため、地域の「かかりつけ薬局」としての継続的な関係構築につなげられる。
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