東計電算、製造・物流業の在庫/検品業務に「AI×AR」複数バーコードスキャン提供、DX推進ソリューション販売開始

株式会社東計電算は4月23日、Scandit AG.のモバイルコンピュータビジョンによる「MatrixScan(複数一括認識)」技術を物流統合支援ソリューションに組み込み、現場業務のデジタルトランスフォーメーション推進を支援するサービスとして4月26日から販売開始すると発表した。

この発表に加えて、AI技術(人工知能)で複数バーコード・QRコードを瞬時に複数認識を実現し、AR技術(拡張現実)で業務情報やシステムデータの可視化を実現するScandit AGと業務提携及び販売パートナーシップ契約締結も発表している。

販売開始するソリューション概要

スマートデバイス活用のマルチスキャン機能提供とユーザーの運用に合わせた柔軟なカスタマイズ設計・開発導入を強みとしているPACSPLUSに、AI(人工知能)を活用したScandit社の瞬時に高精度なバーコード複数認識が可能な自動認識技術を組み込み、入出荷や仕分け検品業務・棚卸業務等の業務自動化を目指し開発しているソリューション。

5つの特長

特長①:AI(人工知能)技術を搭載したバーコード・QRコード複数一括高速スキャン

バーコード1つ1つのスキャンは不要で、スマートデバイスカメラで捉えた複数バーコードを一括で認識できるため、検品作業などに掛かる作業時間を大幅削減可能。

特長②:拡張現実技術(AR)表示

  • 認識したバーコードに対して、拡張現実技術(AR)を活用した情報の表示可能
  • ARを通じて、在庫情報や出荷予定情報(ex・誤出荷品の検知)をARで表示できる
  • ピッキング指示情報もARを通じて正しくナビゲーションできる
  • 業務知見があまりない作業者でも熟練者と同様の作業遂行が可能

特長③:破損しているバーコード読取りや明るさがわずかな劣悪環境での読取り

激しく破損しているバーコードや、曲面率が高いバーコード・暗所での読取りにも対応。

特長④:モバイルコンピューティングに対応

iPhone・iPadのカメラで瞬時に高精度なスキャン可能。

特長⑤:あらゆるバーコード種類への読取り対応

JANコード・NW7・Code39・Code238・GS-1・QR・ITF・データマトリクスなど複数種類のバーコード読取りに対応。

〈リンク〉

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000059221.html