ストックマーク株式会社は6月24日、最先端の自然言語処理技術を活用した市場分析サービス『Astrategy』において、新規事業開発や製品開発で必要な情報を、チームで整理・共有し、事業環境の共通認識づくりを支援する「共有機能」の提供を開始した。本機能により、従来は個人がスポット的に行っていた市場調査を、他のメンバーと一緒に行うことが可能になる。
「共有機能」を提供する背景
コロナ禍で進んだリモートワークによって、最新情報の共有機会が減少し、他部署との間だけではなく、部署内での認識ズレが起こりやすくなっている。
このたび提供する「共有機能」を活用することで、個人的な利用に留まらず、『情報共有プラットフォーム』として、チームが調査した情報を継続的に整理・共有できるようになる。
『Astrategy』の「共有機能」について
『Astrategy』の「共有機能」は、主に3つのユースケースがある。
- チームでの継続的な市場調査(編集可能な共有)
- 完了した市場調査の報告(編集不可な共有)
- 共有された市場調査から独自の調査へ(複製して新たに調査を実行)
▼「1」のユースケースの詳細
たとえば、洋上風力で事業を展開している場合、各担当は次のような情報を収集している。
- 事業企画:競合や顧客になりそうな企業情報
- 営業企画:顧客の課題・ニーズ情報
- 技術企画:技術・ソリューション情報
これらの情報を各担当者が1つの共有シートに入力することで、情報を構造的に整理できる。これによって、洋上風力領域での注目課題や話題の解決策をチーム全員で定期的に把握でき、共通認識を醸成しやすくなる。
また、整理した情報は見たい期間を変更して最新化することができるため、苦労して調べた内容を再度調べ直す必要がない点も魅力。
<リンク>