キングソフト株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:瀬沼 悠)は4月4日、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」で提供していたChatGPTを活用した機能の正式版を含む、生成AIチャットサービス「WowTalk AI」の提供を4月2日より開始したと発表した。
WowTalk AIの特徴
WowTalk AIの特徴は、以下のとおり。
- 入力データの保護
API連携のため、入力したデータが学習モデルに利用されることはない。 - 利用履歴の取得
管理者はAIの利用履歴を取得できる。 - AIの利用範囲を指定
管理画面からAIチャットサービスごとに利用範囲を指定できる。
全社一括設定だけでなく、部門単位での設定も可能。 - チャットツールで誰でも手軽に使える
業務インフラのひとつであるチャットツールで手軽に生成AIが使える。 - 自社専用AIが作れる
「チームで利用」できるAIチャットサービスと「個人で利用」できるAIチャットサービスは任意のデータが登録可能。
自社専用のAIとして幅広い業務に応用できる。 - 参照文献がわかる
生成にあたって参照した文献がメッセージの最後に記載される。
※「チームで利用」と「個人で利用」のみ。 - データ加工が不要
PDFやPPTXファイルをそのまま登録できる。
学習用データの加工作業は必要ない。
WowTalk AI ラインアップ
WowTalk AI ラインアップは、以下のとおり。
・チームで利用
全社員が共用で使えるAIチャットサービス。
管理者は最大5つまでオリジナルのAIを登録することができ、それぞれに任意のデータを学習させることができる。
・個人で利用
ユーザー自身がカスタマイズできる、自分専用のAIチャットサービス。
学習させたいデータ(20個)をAIに登録でき、データに基づいてユーザーからの質問に回答する。
・AIとトーク
ユーザーからの様々な質問に対してAIが論理的かつ一般的な回答する。
大規模言語モデルに基づいて自然な文章を生成し、人間と会話しているような感覚で利用できる。
また、AIに役割を与えることで、キャッチコピーやPR文などの文章作成のサポートにも活用できる。
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