株式会社ビタリーは5月23日、対話型AIコンサルタント「Dolph(ドルフ)」の提供を開始。
概要
Dolphは、ChatGPT(GPT-4)にビジネスのテーマや業界ごとに特化した当社独自のデータベースやコンサルティングノウハウを学習させた対話型AI。
Dolphの学習データは、株式会社BDスプリントパートナーズ(東京都港区) 代表取締役CEO 秦充洋氏、そして立教大学経営学部 准教授 田中聡氏の監修を受けており、汎用AIには実現し得ない、的確で精密なビジネスアドバイスを可能にしている。
各種チャットツールと連携でき、会社のメンバーに話しかけるかのようにコミュニケーションを取ることができる。
2023年5月のリリースでは、第一弾として【新規事業】【不動産】【新規事業】【デジタル】【マーケティング】に特化したバージョンをリリース。
圧倒的にコストパフォーマンスの高いコンサルティングサービスの提供を通じ、AIと共同した働き方を世界に広めていくことを目指す。
【サービスの紹介】
■ 「Dolph」の特長
- いつでも気軽に、安定した品質を低価格で利用可能
Dolphは、マルチモーダル大規模言語モデルであるChatGPT(GPT-4)を採用した対話型AI。TeamsやSlackとの連携を通じて、チャットベースの対話を可能にする。利用者は営業時間に関係なくいつでも気軽にサービスを利用でき、品質のばらつきもない。
コンサルティングを導入する場合、通常は数百万円/人月、大手ファームの場合は一千万円/人月程度の費用がかかるが、Dolphは従来のサービスと比べて圧倒的に低いコストで高品質なコンサルティングサービスを受けることができる。
- 独自のデータ・ノウハウを学習させ、高品質なアドバイスを実現
Dolphは、ビジネスのテーマや業界に特化したコンサルティングノウハウや、ビタリーが保有する新規事業データベース「説ログ」を学習している。これにより、一般的なAIとは異なる高い精度のアドバイスを提供できる。
さらに、学習データの監修者として、
- 大手企業向けのコンサルティングで多数の実績を持つ株式会社BDスプリントパートナーズ 代表取締役CEO 秦 充洋氏
- 『「事業を創る人」の大研究』などの著書で知られ、人材開発・チーム開発の研究者である立教大学 経営学部 准教授 田中聡氏
が参画している。独自に精査した学習データの導入により、高品質なアドバイスを提供することが可能となる。
- 人間のコンサルタントが付加価値のある伴走支援を提供
AIの活用には、指示の方法や追加情報の引き出し方など、特定のノウハウが必要となる。さらに、アイディエーションや変革の推進など、創造性が求められる領域では、人間の存在が欠かせないという事実もある。
Dolphの利用にあたっては、新規事業やDX推進の経験を持つ人間のコンサルタントが、AIの活用ノウハウを提供する。
さらに、プロジェクトの伴走支援者として、創造性が求められる領域を中心に付加価値のあるサポートを提供する。
■サービス利用方法
Dolphの利用にあたっては、以下から導入プランを選択。
- 本格的なDXプロジェクト推進支援
Dolphと活用サポートに加え、ビタリーのコンサルタント・エンジニアが具体的なプロジェクトの推進を支援する。
- Dolph単体の活用支援
Dolphと活用サポートを提供する。
【将来構想】
Dolphは、2023年度内に主要なビジネステーマや業界において広範なカバレッジを実現し、より多くの企業が活用できるように予定している。
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