株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:米山結人 以下:AI Shift)は1月5日、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、住所認識に特化したヒアリング機能を実装したと発表。
「AI Messenger Voicebot」とは
「AI Messenger Voicebot」とは、AIチャットボット『AI Messenger Chatbot』の対話戦略技術を活かした“音声対話に特化した独自対話エンジン”により、従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話を実現する電話応対の自動化サービス(ボイスボット)。
「AI Messenger Voicebot」のヒアリング機能
AI Shiftは住所認識の精度向上を目的に、住所認識に特化したヒアリング機能を実装した。
ユーザーから郵便番号と住所それぞれをヒアリングし、郵便番号から絞られた住所を内部的に候補として持ったうえで住所の音声認識結果を返す。また、認識時には国内住所データベースを参照しているため、音声が一部聞き取れない場合があったとしても、認識できた部分の地名から最も適した住所を推定し、実際に存在する住所を返すことができる。
この手法により、プレテストでは誤認識の割合が約70%減少した。明示確認も組み合わせて候補を絞り込んでいくことで、名称が類似する別住所であっても認識できるようになり、会話内全体での認識精度はさらに向上するものと考えられる。
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