LINE公式アカウントの活用法・主要機能9選とビジネスメリットを解説

LINE公式アカウントをご存知ですか?日本人口の約7割が利用するコミュニケーションアプリ「LINE」のビジネス向けアカウントがこれです。このアカウントを活用すれば、見込み客にダイレクトに情報を届けることが可能です。こちらの記事では、その活用方法や機能、メリットをわかりやすく解説します。

LINE公式アカウントとは、LINEのビジネスアカウント

LINE公式アカウントとは、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」で、友だちの顧客ユーザーにダイレクトな情報発信ができる、ビジネス用のLINEアカウントです。

なおLINEは、国内月間利用者数が9,500万人で、日本人口の約7割が利用しています。
LINE公式アカウントを活用すれば、たくさんの方へのリーチが可能です。

LINE公式アカウントでできること3つ

LINE公式アカウントでできることは、主に以下の3つです。

1.顧客へのリアルタイム情報発信

顧客がほしい情報をリアルタイムに、つまりタイミングよく即時配信できます。

2.顧客との1on1コミュニケーション

1対1でトークや電話を通じたやりとりができ、問い合わせや予約などの対応が可能です。

3.顧客との継続的な関係構築

顧客(友だち)からブロックをされなれば、継続的に情報発信ができて、関係性を深められます。

LINE公式アカウントを活用するメリット3つ

LINE公式アカウントを活用するメリットは、主に以下の3つになります。

1.新規顧客をリピーター化しやすい

LINE公式アカウントの友だちになるユーザーは、商品やサービスを認知していたり、購入していたり、来店していたりします。
そのため新規顧客の場合も、リピーターになる可能性が高いのが特徴です。

2.メッセージの開封率や即時性が高い

2021年7月の携帯電話に関するアンケート(総サンプル数2,060)によると、届いたメッセージを「約2割が受け取ってすぐに開封する」「約5割が3~6時間以内に開封する」「約8割がその日のうちに開封する」と回答しました。
このアンケート結果から、メッセージの開封率や即時性は高いと言えます。

3.顧客ユーザーの反応・行動に直結する

2022年7月のマクロミル・インターネット調査(サンプル数2,060)によれば、73.2%が企業や店舗から届いたメッセージを読み、58.3%が企業や店舗から送付されたクーポンを利用したそうです。
このようにLINE公式アカウントの友だちになった顧客ユーザーの多くが、なんらかの反応・行動をとる傾向があります。

LINE公式アカウントの主要機能9選

LINE公式アカウントの主要機能は、以下の9つになります。

1.プロフィール

店舗の場所・営業時間や商品・サービスの概要、公式サイトURLといった「基本情報」を掲載したり、クーポン・ショッピングカード(ポイントカード)への「導線設計」をしたりできます。

2.メッセージ配信

リッチメッセージ(テキスト・画像・動画を組み合わせたもの)やカードタイプメッセージ(横にスライドできる画像など)といった、さまざまなメッセージが配信可能です。

3.リッチメニュー

LINEのトーク画面下部(キーボードが表示される部分)に、クーポン・ECサイト・予約などのメニューを設定できます。

4.LINEチャット

友だち追加してくれた顧客ユーザーと、1対1でチャット(テキストや画像のやりとり)ができます。

5.クーポン

来店(店舗集客)や商品・サービス購入を促進する「デジタルクーポン」の配布が可能です。

6.ショップカード

商品購入時や来店時などに特典を付与できる「デジタルポイントカード」の発行・管理ができ、店舗集客や販売促進に利用できます。

7.応答メッセージ

友だち登録をした顧客ユーザーからメッセージを受信したとき、自動で応答メッセージを送信する「自動返信機能」が利用可能です。

8.ステップ配信

運営者が設定した内容・タイミング・期間で、ステップ式(順番通り)にメッセージを配信できます。

9.LINEコール

LINE公式アカウントの利用ユーザーは、運営者に対して、無料で音声通話・ビデオ通話ができます。

LINE公式アカウントのまとめ

LINE公式アカウントは、ビジネス展開において強力なツールといえます。情報のリアルタイム配信や顧客との直接コミュニケーションを実現し、さらに様々な機能を駆使してビジネスの拡大を目指しましょう。今すぐスタートし、新しいコミュニケーションの可能性を探ってみてください。