クラウドフレアジャパン株式会社(所在地:東京都千代田区 代表:佐藤知成)は12月14日、世界中の重要インフラを担う中小企業・組織に無償でゼロトラストセキュリティを提供する「Project Safekeeping」の提供開始を発表した。
概要
地域で資格を満たす企業・組織は、エンタープライズレベルのゼロトラストサイバーセキュリティサービスを利用できるほか、DDoS攻撃対策、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)など、世界トップレベルのアプリケーションセキュリティ製品を無料で利用可能になる。これによって、リスクにさらされている重要インフラ企業・組織が以下の内容を実現できるようになる。
特徴
- ユーザーとアプリケーションのリアルタイム接続
すべてのアプリケーションにおいて、全ユーザーをリアルタイムに検証することで、内部リソースを保護するとともに、潜在的なデータ漏洩を防止。
- トラフィックのフィルタリング
セキュアWebゲートウェイ(SWG)は、Webトラフィックから不要なコンテンツをフィルタリングし、不正なユーザー行為をブロック。さらに、企業・組織のセキュリティポリシーを適用することで、サイバー脅威やデータ漏洩を防止。
- セキュアなクラウドアプリケーション
クラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)は、SaaS、IaaS、PaaSなどクラウドでホストされるサービスに対して、複数のセキュリティ機能を実行。標準的なCASBの機能には、アクセス制御とデータ損失防止対策(DLP)による機密性の高いデータ保護、シャドーIT(非承認システム)の特定、データプライバシー規制の確実な順守などが備わっている。
- 機密データ保護
Data Loss Prevention(DLP)は、企業・組織のもっとも重要な機密データを転送する際に保護。
- フィッシング攻撃防止
Area 1は、フィッシング、ビジネスメール詐欺、マルウェアレス詐欺など、メールを介して絶え間なく行われる攻撃や脅威を先制的にブロック。
「Project Safekeeping」の参加資格としては、非営利団体、地方自治体、および、地域社会の健康、安全、基本的な経済ニーズに不可欠なサービスの提供を主な事業内容としている中小企業・組織である必要がある。
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